14年の感謝を乗せたチャリティークリスマスコンサートが開催されます

14年の感謝を乗せたチャリティークリスマスコンサート

滋賀県守山市にある「ライズヴィル都賀山」で、12025年12月11日（木）に「近江より被災地への想いチャリティークリスマスコンサート」が開催されます。このイベントは、2011年の東日本大震災をきっかけに始まり、今年で14年目を迎えます。その歴史の中で、毎月11日には必ず開催され、音楽で被災地への想いをつなぐ活動を続けてきました。特に12月はクリスマスをテーマにした特別公演となりますので、ぜひご注目ください。

出演者と演目について

コンサートでは、音楽団体「Chorus Crayon」が登場します。指揮者は桑原真紀子さん、ピアノは吉田桂子さんが担当。他では味わえない、心温まるハーモニーと演奏で会場は満たされ、訪れる皆様に特別なひとときを提供します。

今回のコンサートは、クリスマス仕様として、特別な楽曲が用意されています。クラシック音楽や季節感あふれるクリスマスソングが演奏される予定で、会場内もクリスマスの装飾で華やかに彩られます。音楽を通じて、心に小さな温もりが灯り、被災地への想いを深める時間が共有されることを願っています。

また、当日は会場に募金箱が設置され、集まった寄付金は守山市を通じて被災地に寄付されることになっています。入場は無料ですが、ぜひ募金へのご協力もお願いいたします。

コンサートの意義と続く想い

「近江より被災地への想いコンサート」の前身である「メモリアルコンサート」は、東日本大震災の支援を目的に2011年11月11日に始まりました。それ以降、毎月11日に開催され、発生時刻の14時46分には黙祷が行われています。2024年8月からは新しいライズヴィル都賀山での開催となり、次回の9月11日には第150回を迎える予定です。

その後も「近江より被災地への想いコンサート」として活動が続けられ、地域の音楽家や団体とともに支援の輪を広げています。12月のこの公演は、その15回目にあたる特別なものです。音楽を通じて、観客一人一人が被災地に思いを馳せる穏やかな時間を共に過ごしていただければ嬉しいです。

吉田桂子さんの思い

びわ湖音楽家協会の代表である吉田桂子さんも、コンサートの活動に強い思いを寄せています。彼女は、「災害を忘れない」「音楽で被災地を応援したい」との理念に賛同して、県内外から多くの音楽家が参加していることを嬉しく思っています。日本各地で自然災害が発生している現状を受け、私たちの活動が少しでも支援につながることを願って活動しています。クリスマスの音楽が皆様の心に温かく寄り添い、共に被災地への想いを深めることができるようにと願っています。