新たな緑の息吹、信州のよもぎ栽培
信州・八ヶ岳の大自然の中、使用されていなかった農地に新たな活力を与える取り組みが始まりました。合同会社YOMOGI BASEは、2026年5月10日に富士見町の遊休農地で国産よもぎの栽培をスタートさせました。このプロジェクトは単なる農業体験ではなく、地域の資源を活かした持続可能な事業モデルを目指しています。
YOMOGI BASEの挑戦
YOMOGI BASEは、信州発のよもぎブランドとして、よもぎを育て、地域に還元する循環型ビジネスを展開しています。主な製品には、化粧水、バーム、線香、お灸用もぐさ、そしてよもぎティーがあります。この取り組みは、農業だけでなく、東洋医学、スキンケア、食などの様々な分野にわたる、新しい価値の創造を目指しています。
なぜ国産よもぎが重要なのか
近年、よもぎの需要は急増しています。お灸用やスキンケア、食として使用される国産よもぎの供給能力はますます重要になってきています。しかし、日本で流通するよもぎの多くは海外からの輸入に依存しており、安定した国産供給が業界全体の課題となっています。YOMOGI BASEは、その不安定な状況を打破し、どこで、誰が育てたかが明確な国産よもぎの提供に取り組んでいます。
「よもぎを植える会」の開催
5月10日には「よもぎを植える会」が開催され、14名の参加者が集まりました。参加者はよもぎの生態や国内のよもぎ産業の現状について学びつつ、苗を植える体験をしました。このイベントは今後も毎月行われ、栽培や収穫のプロセスを参加者と共に体験する機会を提供します。
地域資源を活かす循環モデル
YOMOGI BASEが目指しているのは、地域内での循環を通じて価値を生み出すことです。栽培したよもぎは用途に応じて加工され、地域の様々なニーズに応えることで、地域経済の活性化を図っています。これは農産物の単なる販売にとどまらず、加工や商品開発、雇用創出、薬草文化の継承につながる仕組みを構築しています。
横断する事業展開
YOMOGI BASEのプロジェクトは、農業から始まりますが、東洋医学やスキンケア、香り、食という領域にも幅広く展開されています。具体的には、化粧水やバームの販売、2026年5月にはよもぎの香りを活かした線香の発売を予定しています。また、食としては再びよもぎティーの販売される予定です。これらすべての事業は、よもぎという1つの植物を通じてつながりをもたらします。
養生と生活に役立つよもぎ製品
YOMOGI BASEのスキンケア製品は、よもぎが持つ「鎮める力」を現代の暮らしに合わせて再設計したものです。すでに人気を博しているよもぎ化粧水や保湿バームは、肌のゆらぎをやさしく整え、全身に使えるマルチバームとして、家族で安心して利用できる製品として提供されています。これらの商品は、公式オンラインストアで購入可能です。
つながりと養生の場
「よもぎ、暮らし、養生。心に、余白を。」これはYOMOGI BASEが大切にしているブランドの理念です。土地に触れ、植物に関わることで、現代の生活に求められる「養生」と心のゆとりが生まれると考えています。
今後も地域イベントを通じて、都市と地方、現代の暮らしと薬草文化をつなげる場を提供する計画です。YOMOGI BASEの取り組みが、信州・八ヶ岳から広がり、国産よもぎのある豊かな生活を育んでいくことを期待しています。