愛知の春を感じる特別ケーキの誕生
春が訪れると、一面を黄色く染める菜の花畑が愛知県田原市で広がりますが、この美しい風景は年々減少しています。その影響で、菜の花から採れるはちみつも非常に貴重な存在となっています。そんな中、創業70年以上を誇る老舗和菓子店「株式会社お亀堂」と、三代続く地元の養蜂家「大河養蜂」が共同で春限定のケーキを開発しました。その名も『ちょうちょ舞う菜の花畑のケーキ』。
幻の菜の花はちみつ
このケーキの主役は、愛知県田原市の大河養蜂が手がける希少な「菜の花のはちみつ」。実は、このはちみつは市場で流通している量が非常に限られていて、そのため“幻のはちみつ”と呼ばれています。菜の花の開花期間は短く、天候の影響を大きく受けるため、安定した採蜜が難しくなっているのです。この特別なはちみつは、クセがなく優しい甘みを持ち、時間と共に結晶化するシャリシャリとした食感が楽しめる貴重なものです。
和と洋のハーモニー
『ちょうちょ舞う菜の花畑のケーキ』は、和菓子の技術と洋の発想を融合させたユニークなデザートです。注文を受けてから焼き上げる香ばしいバウムクーヘンに、自家製つぶあんや地元産のいちごを贅沢に使用し、菜の花畑を蒸し生地とクリームで表現しています。そして、仕上げにはいちごで作られたかわいらしいちょうちょが舞い降ります。ケーキに菜の花はちみつをたっぷりと追加すると、甘みが絶妙に重なり合い、まるではちみつショートケーキのような変化を楽しむことができます。一皿に広がるのは、田原の春の美しい風景。
地域との共創
お亀堂は「挑戦と革新」の精神を込めて、地元の生産者との共創に力を入れています。この商品の開発は単なるコラボにとどまらず、「地域資源を未来へどうつなぐか」という問いへの一つの答えです。養蜂という一次産業と、和菓子という加工業のコラボレーションによって、地域の魅力を“体験できる形”で昇華したのです。
養蜂家の思い
三代目養蜂家の大河真彰氏と佳奈氏は、「菜の花畑が減少している中で、このはちみつには特別な思いがあります。お亀堂さんからお声がけいただいたとき、本当に嬉しかったです。このケーキを通じて、菜の花の風景や養蜂の素晴らしさを知っていただけたら幸いです」と語ります。
経営者の想い
また、菓子店の代表取締役である森貴比古氏は「和菓子業界が変化する今こそ、老舗として地域と共に次の一手を打つべき」と語り、幻のはちみつの背景と味をどう昇華するかに職人たちとともに取り組んできたことを語ります。「この一皿には、地元の宝を未来へつなぐという思いを込めています」と強調しました。
商品情報
- - 商品名:ちょうちょ舞う菜の花畑のケーキ
- - 価格:1,300円
- - 販売期間:4月中旬予定(数量限定)
- - 販売店舗:お亀堂古民家カフェ
- - 特徴:菜の花はちみつを使用し、焼きたてのバウムクーヘンとつぶあん、いちごを活かした春のデザート。
まとめ
この春、愛知県田原市の特産物を活かした『ちょうちょ舞う菜の花畑のケーキ』を楽しむことで、地域の魅力を再発見できます。地元の想いが詰まった一皿を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。