新たな働き方を提唱するドラマー山中綾華
多くの人が自身の限界を超えてまで頑張る現代社会。そんな中、音楽界においてアリーナ公演を成功させたドラマー山中綾華が、新しい働き方を模索しています。彼女の本「バンドマンが社労士との二刀流で見つけた”無理しない働き方”」は、2026年7月16日に発売され、現代人が抱える働き方の悩みに対する解決策を提案しています。
異色の経歴を持つ著者
山中氏は、高校時代からドラムを始め、2013年に自身のバンドを結成。その後、2015年にメジャーデビューを果たし、全国ツアーや様々なフェスでのパフォーマンスを経て、華々しい音楽キャリアを築き上げました。しかし、成功の裏には深刻なプレッシャーがあったのです。「バンドという命」に尽くし、自分の思考を停止させるほど頑張ってしまった結果、心身共に疲弊してしまったのです。
コロナ禍が訪れると、彼女は思い切ってバンド活動から距離を置くことを決意。未経験から1日10〜12時間の猛勉強を重ね、社会保険労務士試験に合格しました。現在では、社労士として働く人々の環境を改善する活動を行いながら、サポートドラマーとして音楽を楽しむ「二刀流」のライフスタイルを実践しています。
「ライスワーク」と「ライフワーク」の分離
山中氏の本書では、「やりたいこと」と「生活」を両立させるための新たな視点が提案されています。つまり、働くための「ライスワーク」と、自分の人生の生きがいである「ライフワーク」をあえて別々に位置づけることで、心の余裕を生み出すのです。これにより、好きなことを純粋に楽しむことができるようになります。
さらに、彼女は「休む」「はなれる」「頼る」ことの重要性も訴えています。自分の限界に気づくための「五感のバロメーター」を意識することで、心身の健康を保つ手助けとなることでしょう。
労働環境を守るための知識
本書では、働く人々が自分を守るために知っておくべき法律知識についても分かりやすく解説しています。具体的には、以下のような内容が含まれています。
- - 有給休暇・休憩・代休:働く時間と休みのルール
- - 傷病手当金・労災・休職:病気やケガをした際のサポート制度
- - 残業代・最低賃金:給与や残業代のルール
- - 給与明細の見方:毎月の給与明細や源泉徴収票のチェックポイント
「私が頑張らなきゃ」と思い込んでいる方々にとって、この本は心地よい毎日を整えるための貴重なヒントが詰まった一冊です。
書籍の詳細
著者:山中綾華
定価:1,870円(本体1,700円+税)
発売日:2026年7月16日(木)※電子書籍同日発売
判型:四六判
総ページ数:192ページ
ISBN:978-4043300549
発行:株式会社KADOKAWA
音楽、労務、経営という異なる分野を横断しながら、「働く人を守る」ことを軸に活動を続ける山中綾華氏。彼女の経験から生まれた「無理しない働き方」を取り入れることで、より良い毎日を手に入れることができるかもしれません。