KATEが描く新しい未来のメイク文化
メイク市場でトップの地位を誇る「KATE」は、化粧品事業のグローバル成長を実現するための新しい戦略を本格始動させています。花王株式会社の長谷部社長が打ち出したこの「グローバル・シャープトップ」事業は、KATEが持つ独自の魅力をアジア各国と地域に浸透させることを目的としています。
日本美の象徴『陰影メイク』
KATEは、1997年の誕生以来『NO MORE RULES.』というスローガンのもと、個性を引き出し自信を与えるメイクを提案してきました。特に、日本特有の美意識から生まれた『陰影メイク』は、影と光のバランスを巧みに活用して立体感を生み出す手法として、多くの支持を集めています。今後は、特にアジア圏においてこのメイク文化の普及を進めていくとのことです。
コラボレーションで広がる可能性
KATEの新たな取り組みとして、2023年6月に『呪術廻戦』とのコラボレーション製品が数量限定で販売されることが発表されました。人気キャラクター“五条悟”の目元が際立つデザインが施されており、メイクの楽しさや自由を喚起する意図があります。「メイクは自信を操る最強の術」というメッセージとともに、これからの展開が注目されます。
このコラボ商品の他にも、KATE TOKYO 渋谷サクラステージ店では五条悟と記念撮影ができるフォトスポットの設置や公式SNSでのコミュニケーション施策が考えられています。これらの取り組みは、ブランドと消費者がより深くつながるための重要なステップとなるでしょう。
アジア展開の加速
7月からは更なる展開を見せ、日本国内外で人気のアーティストとのコラボレーションが行われます。『陰影メイクが次元を超える』というテーマで、新たなメイク体験を提供することを目指しています。アジア圏の強化を図りつつ、メイク文化を国境を越えて発信していくという意欲的なプロジェクトが進行中です。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボ
更に、9月からは「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」とのコラボレーションによるウォークスルー型アトラクションが登場予定です。感情を開放し、自分を新たに発見することができる体験を提供するとされており、これまでにないメイクの楽しさを体感できる機会になるでしょう。KATEとユニバーサル・スタジオ・ジャパンが手を組むことで、今まで以上にエンターテイメント性の高い施策が実現することが期待されています。
未来の日本メイク文化を守る
KATEは、アジア各国においても日本のメイク文化を代表するブランドとしてさらなる成長を目指しています。花王は「未来のいのちを守る」というビジョンのもと、KATEを通じて新たな価値を社会に提供し続けていくでしょう。これからの日本を代表するメイクブランドとして、KATEのさらなる活躍から目が離せません。