ヤン・レツルの日:広島が紡ぐ平和音楽の夕べ
2025年、広島の「おりづるタワー」で特別な音楽イベントが開催されることが決定しました。このイベントは、旧広島県物産陳列館の開館110周年を記念し、その設計者であるチェコの建築家ヤン・レツル氏に敬意を表するものです。おりづるタワーの12階に位置する会場からは、レツル氏が設計した原爆ドームを間近に望みながら、音楽を通じて平和への想いを馳せることができます。
沖田孝司氏の情熱が生むメロディー
広島出身の音楽家、沖田孝司氏は、これまで音楽を通じて「平和と希望のメッセージ」を発信し続けてきました。このイベントも、彼の情熱が込められた「We love the EARTH from HIROSHIMA」という楽曲を基に展開されます。この曲は、広島の人々を結びつける大切な存在で、訪れる人々の心に温かく響きます。
沖田氏が20年以上にわたり奏でてきたこの曲は、広島の自然や文化を鮮やかに描写し、リスナーに深い感動を与えるものです。特に、戦後80年という節目の年に、彼の音楽は広島の「今」と「未来」を考えるきっかけとなることでしょう。
平和のメッセージを届けるアーティストたち
イベントでは、沖田氏をはじめとした複数のアーティストが出演します。それぞれの演奏には、平和への願いが込められ、多様な表現が楽しめることでしょう。参加予定のアーティストには、Mebius、藤江潤士、万貴音、佐々木リョウ、香川裕光などが名を連ねており、特別な感動を共有できる時間になることが期待されます。
この特別な取り組みは、ヤン・レツル氏の功績を称え、広島の歴史や平和に関する意識を高めることを目的としています。音楽の力を通じて、多くの人々に広島のメッセージを届けられることを願っています。
開催概要
日時:
2025年8月15日(金)
13:00~18:00
会場:
おりづるタワー 12階 おりづる広場
スケジュール:
- - 13:00~13:30 開会セレモニー
- - 13:30~ Mebius+藤江潤士
- - 14:30~ 万貴音
- - 15:30~ 佐々木リョウ
- - 16:30~ 香川裕光
- - 17:30~ 沖田孝司+沖田千春
主催は「マイ・ハート・コンサート」推進委員会とおりづるタワー。後援には県や市の教育委員会、観光団体など多くの機関が名を連ねています。
音楽が繋ぐ未来への希望
広島で開催されるこのイベントは、音楽を通じた平和のメッセージを広める大きな役割を果たします。訪れる人々は、演奏を楽しみながら、ヤン・レツル氏が残した歴史や沖田氏の音楽に触れることで、広島の過去、現在、未来を感じることができるでしょう。穏やかなメロディーが、参加者の心に深く響き、平和への思いを新たにする機会となることを願っています。