ネッスーが進める「こどもふるさと便」へようこそ
東京都世田谷区に本拠を置くネッスー株式会社は、最近新たに「こどもふるさと便」というフードバンク事業を発表しました。これは、横須賀市、旭川市、そして石川県と連携したプロジェクトで、地域の特産品を活用し、こどもたちを支援するものです。
こどもふるさと便とは?
「こどもふるさと便」は、地方自治体との連携を基にしています。個人や企業からのふるさと納税を活用し、生産者や農協、漁協、食品メーカーが協力することで、地域の豊かな資源をもとにした新しいフードバンクの仕組みを形成しています。この取り組みは、こども食堂やひとり親世帯への支援を目的としており、集められた寄付金は食材や体験に使われます。
各地域のプロジェクト概要
横須賀市の取り組み
神奈川県横須賀市では、昨年度からのプロジェクトを引き続き推進しています。企業版ふるさと納税を活用し、市内のこどもたちの成長を支援するため、地域食材や規格外の野菜、加工食品を無償で提供しています。
昨年は、児童扶養手当を受給している1,054世帯に、地元で生産された水産加工品や冷凍食品を届け、約8,500点を配布しました。この取り組みは、こどもたちの未来を育むだけでなく、地域の食材を有効利用することも意図しています。
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旭川市の支援
北海道の旭川市では、ふるさと納税を通じて、地元産のお米を全国のこども食堂やひとり親世帯に届けるプロジェクトが進行しています。県産の美味しいお米を継続的に提供することで、支援量は100トンとすることを目指し、昨年度も3トンのお米を寄贈しました。今年度は、その寄付を活用し、約15トンの提供を計画しています。これは旭川の味を広めるための重要なステップです。
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石川県の新プロジェクト
石川県では、企業版ふるさと納税を活用し、県内のこども食堂に地元農産物を提供し、食育の機会を増やすプロジェクトを展開しています。特に、近年の能登半島地震で影響を受けた地域に対しても、サポートを行います。この取り組みを通じて、地元の農産物を通じた食育活動を促進し、こどもたちが食の大切さを学び、感謝の意識を持つことを目指しています。
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支援の拡大とパートナー募集
ネッスーは「こどもふるさと便」をさらに発展させるため、地域特産品の活用と支援体制の強化を図っています。また、企業や地方自治体との連携を深め、多くの人々にこのプロジェクトの意義を伝えていくことを目指しています。
具体的には、企業版ふるさと納税のサポーター企業を募集しており、この制度を活用することで寄附額の減税が期待できるというメリットもあります。興味をお持ちの企業の方は、ぜひこの機会に参画を検討してみてください。
支援体制の拡大に向けて協力を求める自治体や、食材の提供を行う実行委員会メンバーとして参画いただける企業も募集しています。持続可能な仕組みを目指すため、ぜひご参加をご検討ください。
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最後に
ネッスーが推進する「こどもふるさと便」は、ただの支援プロジェクトにとどまらず、地域とこどもたちの未来を結びつける重要な取り組みです。この活動が広がることで、全国のこどもたちに笑顔と希望が届けられることを願っています。ぜひ、このプロジェクトにご協力いただき、持続可能な未来を一緒に育んでいきましょう。