アナログレコードの魅力再発見!
2025年4月に福岡県にオープンしたアナログレコード専門店、フェイスレコード。この店舗の開店を機に行われた「福岡県アナログレコード白書」と呼ばれる意識調査の結果、アナログレコードの人気に驚くべき新事実が浮かび上がりました。調査では、福岡県在住の男女500名を対象に、アナログレコードとの関わりや意識を探りました。なんと、調査対象の65%が「レコードに触れたことがある」と答え、その中の17.6%が「今も持っている」と回答しました。この数字は、アナログレコードが時代を超えて愛され続けていることを示しています。
アナログレコードは今も「現役」の音楽メディア
さらに、調査では15.6%が過去1年以内にレコードを購入した、という結果も。レコードは単なる懐かしいアイテムに留まらず、現代の音楽カルチャーの一部として根強い支持を得ていることが明らかになりました。新たなレコードプレーヤーの販売も好調で、福岡店ではオープンからわずか3ヵ月で150台以上も販売されました。
アナログレコードの魅力は、視覚や聴覚に訴える体験であり、レコードを聴くことで感じる音楽の深さや温かさに惹かれる若者が増えています。特に、SNSやYouTubeを通じて知ったアーティストの楽曲を“レコードで聴きたい”という声が多いことも、新しい世代の音楽体験を象徴しています。
アナログレコード生産の増加
面白いことに、2024年の音楽ソフト生産金額は前年比93%の2,052億円に減少しましたが、アナログレコードの生産金額は前年比126%の78億8,700万円という好調な数字を記録しました。このことからもアナログレコードの需要が高まり続けていることがわかります。
昔からのファンと新しい世代の交流
福岡店での人気タイトルを見ると、10代から30代の若者層が、親から受け継いだ音楽や、SNSを通じて知ったアーティストのレコードを求めて来店しています。逆に、50代から70代の世代からは、懐かしい思い出の詰まったレコードを再購入する姿も見られます。幅広い世代がそれぞれの理由でアナログ文化を楽しんでおり、これがレコード人気を支えています。
レコード未経験者にも広がる関心
面白いのは、レコード未経験の若者たちが初めてレコードを購入する姿が増えていることです。「初めてレコードを手に取った」「初めてプレーヤーを買った」という言葉を多く耳にします。これは、アナログレコードが持つ「音楽を所有し、体験する」価値がデジタルネイティブ世代にも感銘を与えている証拠です。
不要なレコードを次世代へ
レコードに興味を持つ若者たちが増える中、不要なレコードを持つ世代は、コレクションを整理する良い機会かもしれません。専門家による査定や買取を行うフェイスレコードでは、不要なレコードを持ち込むことで、新しいリスナーの手に渡るチャンスを作ることができます。
店舗情報
フェイスレコード 福岡天神 ワンビル店
営業時間:平日 11:00~20:00 土日祝 10:00~20:00
所在地:福岡県福岡市中央区天神 1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG. 2F
全国対応の買取サービス
フェイスレコードは、店舗がない地域向けに宅配・出張買取も行っており、気軽に査定を受けることができます。アナログ文化を再発見し、音楽の魅力を再度感じるきっかけを作るフェイスレコードの取り組みは、今後も注目されそうです。