ビョークの魔法を体験しよう
アイスランド出身のアーティスト、ビョークの最新コンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』が、観客から絶賛されている中、全国各地での拡大上映が決定しました。この映画は、ビョークが行った約5年間にわたる「コーニュコピア」ツアーのパフォーマンスを収めたもので、アートと音楽の融合を堪能できる貴重な体験です。
もともと主要都市の12館での公開が予定されていましたが、TOHOシネマズ日比谷での盛況な上映を受け、イオンシネマをはじめとする新たに16劇場での上映が決まりました。観客が一様に「圧倒された」と話すほどの没入感は、ビョーク独自の世界観に引き込まれること間違いなしです。
壮大なパフォーマンスの映像美
『ビョーク:コーニュコピア』では、ビョークのアルバム『フォローラ』や『ユートピア』の楽曲に、独自のステージデザインと多彩なマルチメディアが組み合わされています。すべての歌詞は彼女自身の手書きで字幕が表示され、映画館の大画面で彼女のアートが目の前に広がる様子は、まさに圧巻です。
本作は、21世紀のVR映像を利用した演出が特徴で、映画は1時間39分という長さである一方、特別上映としてビョークがキュレーションした3本のミュージックビデオも追加されます。
多国籍での上映
この映画は、世界25以上の国で500館以上の映画館で限定上映されます。日本では5月7日から、全国各地の劇場で公開されています。今後は福岡、東京、大阪など、様々な場所で観ることができる設定になっていますので、もはや見逃せないイベントです。
評価と期待
業界や観客からの評価も非常に高く、さまざまなメディアで「これまで体験したことのない視覚的な演出」と称賛されています。Vulture誌やニューヨーク・マガジンなど、著名なメディアでも絶賛されており、見る者の心に深く響く作品となっています。観客が「ビョークの世界に浸る感覚」を味わえるこの作品は、音楽ファンならずとも必見です。
「視覚アーティストのコンサートを映画館で観ることは、ただのライブとは異なり、まさにそのアーティストが描く芸術の世界に没入する体験です」と語るのは、マーキュリー・スタジオのエイミー・フレッシュウォーター。
終わりに
ビョークの独特な世界に触れることで、音楽やアート、さらには環境問題についての哲学にまで思いを馳せることができるこの作品。彼女が生み出す芸術性は、映画館でしか味わえない特別な体験を提供します。みなさんもぜひ、ビョークの世界に触れ、この美しき瞬間を一緒に楽しみましょう。