創業230年の漬物文化を継承する河村屋浅草店
江戸時代に創業し、230年の歴史を持つ漬物の老舗『河村屋』が、2025年4月25日(金)に浅草の直営店をリニューアルオープンします。この新しい店舗は、世界中の観光客が集まる浅草寺の近くに位置し、日本の食文化を五感で体験できる場所を提供することを目指しています。
新たに生まれ変わる浅草店のコンセプト
リニューアルされた河村屋浅草店は、日本の発酵文化と漬物の魅力を多くの人々に伝えるために設計されています。店舗デザインは江戸時代の商人の街並みをイメージし、暖簾や和モダンスタイルの要素が取り入れられています。イートインコーナーでは、江戸の茶屋を彷彿とさせる雰囲気の中で、漬物料理を楽しむことができます。
各フロアーの魅力
新しい浅草店は、6階建てのビルの1階から3階までを店舗として活用し、各階で異なる体験を提供します。オープン日程に合わせて、段階的にサービスが開始される予定です。以下に各フロアの内容を紹介します。
このフロアでは、河村屋の定番漬物や旬のお漬物、特製のぬか漬け、全国各地のご当地商品などが販売されます。また、江戸茶屋風の腰掛けで漬物のおつまみや酒・ビールを楽しむことができるイートインスペースもあります。オープン日は4月25日(金)です。
漬物料理と各種ドリンクを提供する飲食フロアで、カウンター席や小上がりの畳席があります。落ち着いた空間で本格的な漬物料理を堪能できます。オープンは5月9日(金)を予定しています。
このフロアでは、ぬか漬けやキムチの教室、文化交流イベントなどが企画されています。漬物を通じての新しい体験を楽しむことができるスペースです。5月末にオープン予定です。
河村屋の看板商品『大福神漬』の魅力
河村屋では、地元の旬な野菜を使用し、230年にわたる伝統的な発酵技術と手作りの製法を守りながら漬物を作り続けています。特に自信を持つのが「大福神漬」です。この漬物は、深谷産の大根を2年半塩漬けして旨味を凝縮し、茄子や蓮根、紫蘇の葉とともに甘口の醤油に漬け込まれて完成します。1971年には農林水産大臣賞も受賞しています。
新しい店舗の1Fには、この「大福神漬」を特集したコーナーも設けられています。独自の食感と深い味わいを持つこの漬物を、ぜひ実際に体験してみてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。日本の食文化を体感する貴重な機会をお見逃しなく!