神秘的な光の中で心を静める『陰翳礼讃』の世界
2025年5月6日、京都府京田辺市に位置する酬恩庵一休寺で、特別なライトアップイベント『陰翳と瞑想の世界翠のライトアップ』が開催されます。このイベントは、人気のクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて多くの支援を受け、見事に目標金額を達成したことによって実現する運びとなりました。期間中の5月2日から5日までは支援者限定の公開となっていますが、一般の方も参加できる特別な日が設けられています。
イベントコンセプト
本イベントでは、照明デザイナーの原田武敏氏とともに、谷崎潤一郎の名随筆『陰翳礼讃』にインスパイアを受けた特別な空間を演出します。「光と陰」の調和をテーマに、幽玄な世界を境内に作り上げることで、訪れる人々に独特な瞑想体験を提供します。
さらに、地域貢献の一環として、地元のアート共同体「フィールアンビエント-KYOTANABE-」とのコラボレーションも実施し、偶発的で特別な体験を通じて交流を深め、新たな文化の創出を目指しています。
イベント詳細
- - 日時:2025年5月6日(火)17時30分開門、20時30分閉門(通常拝観は17時まで)
- - 料金:大人1,500円、中高生800円、小学生500円、駐車場500円(要予約)
- - 注意点:当日のチケット販売はありませんので、事前にPeatixでの前売り購入が必要です。駐車場は台数に限りがあり、予約制となっています。北近鉄新田辺駅から一休寺へのピストンバスも運行予定ですので、詳細は公式サイトをご確認ください。
フィールアンビエント - KYOTANABE -。
「フィールアンビエント-KYOTANABE-」は、五感を通じてまちと人との共鳴を生む芸術活動を展開しています。2024年から京田辺市でスタートし、環境音をテーマにしたワークショップや展覧会を通じて、多くの方々が参加してきました。京都新聞やスマートニュースにも取り上げられるなど、地域の芸術として注目を集めています。
協賛企業・団体
今イベントを支えるため、さまざまな企業からの協賛をいただいています。株式会社龍村美術織物、ALCO、ひまわり照明設計室、奈良の朧月、森本健次、仏具と喫茶、レストランルスティクなど、多くの方々のサポートでこのイベントが成り立っています。
本イベントを通じて、地域の文化資源としての寺院の新たな価値を見出し、京田辺市の皆様にとっても、心静かなひとときとなることを目指しています。
お問い合わせ先
酬恩庵一休寺に関する詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。心に残る特別な夜を、ぜひ一緒に体験しましょう!