フランスのエレガンスとブラジルのクラフトマンシップが融合する新作ジュエリーの魅力

メレリオ×シルヴィア・フルマノヴィッチコラボレーション

2025年10月16日、フランス大使公邸にてメレリオとシルヴィア・フルマノヴィッチのコラボレーションによる特別なイベントが開催されました。本イベントでは、メレリオの「カラークイーン」リング10点が収められた美しい寄木細工のジュエリーボックスが披露され、アマゾンの職人による木工細工とフランスの伝統的な技術が融合した作品が展示されました。

このコレクションには、日本の古屏風を想起させる花々が描かれており、メレリオのエレガンスを基に、シルヴィア・フルマノヴィッチの繊細なデザインが息づいています。「パリはいつまでもパリ〜メレリオ流パリジャンスタイル〜」というテーマの下で行われたこのイベントは、時代を超えたパリの魅力を再解釈したものです。

「カラークイーン」コレクションとは

「カラークイーン」は、メレリオの歴史に根ざしたコレクションで、イタリア・ルネサンスからインスパイアを受けて誕生しました。色鮮やかなカラーストーンを組み合わせたイエローゴールドのリングは、それぞれ個性的な色彩と名前が与えられています。このコレクションは、地中海の陽光を感じさせる喜びと詩情を表現しており、着用者の心を解き放ちます。

メレリオとシルヴィア・フルマノヴィッチのコラボレーションの意義

シルヴィア・フルマノヴィッチは、自然素材と伝統技術を融合させた革新的な作品で知られるブラジルのジュエリーデザイナーです。彼女の手によって生まれた「A Queen’s Spring（女王の春）」は、東洋の美にインスパイアを受けたデザインで、花々が描かれた美しいボックスの中に、カラフルな「カラークイーン」リングが納められています。

このコラボレーションは、メレリオにおける歴史と現代性の調和を目指し、伝統と革新が織りなす新たな美を探求する試みです。シルヴィアは、日本の古屏風からインスパイアを受け、リングの中心には木製のカボションが配されています。この作品は、洗練された美しさと詩的な魅力を融合させた「美の対話」の結果です。

メレリオの歴史と未来

1613年に創業したメレリオは、世界最古のジュエリーメゾンとして名高いです。14代目のロール＝イザベル・メレリオは、インテリアデザインや美術史、宝石学を背景に、メゾンの伝統を継承しながら新しい時代のデザインを生み出しています。2024年にはアメリカに初進出し、世界中の顧客にメレリオのエレガンスを届けることを目指しています。

また、メレリオの本店は、パリの歴史と現代が交わる場所として、様々な文化的背景を持つ職人とのコラボレーションを展開し続けています。シルヴィア・フルマノヴィッチとの出会いは、このメゾンの新たな可能性を広げ、伝統を未来へと繋げていく重要なステップとなるでしょう。

ジュエリーを通じて感じる美

色彩豊かで洗練されたこのコレクションは、ジュエリーの美しさを超えて、身にまとう人々に感情や物語をもたらします。メレリオとシルヴィア・フルマノヴィッチによる共同作品は、時代を超えたエレガンスと、職人の技の深さを感じさせる体験を提供しています。日本では「A Queen’s Spring」が展開予定で、特別なジュエリーボックスが手に入る貴重な機会です。ぜひ、今後の展開に注目してみてください。