箱根駅伝のヒーローが語る挑戦と友情の物語

創価大学駅伝部の監督である榎木和貴さんと選手の吉田響さんが、TOKYO FMの番組『Dream HEART』に登場します。今回の放送は、2025年3月1日と8日（土）で、放送時間は22:00から22:30です。二人は、箱根駅伝での成功とその舞台裏についてたっぷりと語ります。

2023年の箱根駅伝において、創価大学は総合7位という素晴らしい成果を収め、6年連続でシード権を獲得しました。特に注目を浴びたのが、吉田選手が花の2区で日本人歴代1位の記録を樹立したことです。彼の目標は「山の神」になることでしたが、思わぬ形での成功を手に入れました。

吉田選手は「楽しんで走ることができたし、日本人最高の記録を出せたことは、本当に嬉しい」とその喜びを語ります。一方、榎木監督は「就任当初はここまで連続シードを獲れるとは思っていなかったが、学生たちの頑張りが大きかった」と感謝の気持ちを表しました。二人の間に流れる信頼と友情が、チームの強さの秘訣でもあるようです。

吉田選手の記録樹立の舞台裏

吉田選手が2区を担当することになったのは、当初の想定外でした。「5区はあまりにもきつかったので、2区が楽に感じました」と語る吉田選手。榎木監督は「響だけは前に行くことを気にしない、後ろからでもたくさん抜くという自信を持って走る選手になってほしい」と言い、彼の成長を期待していました。

箱根駅伝の名物ともいえる監督車から選手への声掛けについてのエピソードも興味深いものです。榎木監督は「2年間響を見ていて、思いや感謝を込めて声を掛けた」と振り返ります。吉田選手は「ものすごく集中していたが、青学の監督の声が大きくて、他の応援はあまり聞こえなかった」と笑って話していました。

創価大学駅伝部のチームワークの秘訣

放送ではさらに、創価大学駅伝部がどのようにして高いチーム力を維持しているのか、その秘訣についても深堀りします。吉田選手はプロとしてマラソンとトレイルランニングに挑戦することを表明しており、今後の目標についても語ります。「来年は絶対に箱根駅伝で優勝します！」という榎木監督の力強い宣言も聞けることでしょう。

この番組は、挑戦する人々をゲストに迎え、その裏に秘められたストーリーや情熱を茂木健一郎が掘り下げる企画です。リスナーには、彼らの挑戦から得られるヒントやインスピレーションを感じてもらえること請け合いです。