ハナマルキとイオンアグリの新プロジェクトがスタート
2025年10月1日、味噌・醸造製品で知られるハナマルキ株式会社が、イオンアグリ創造と提携して新しい食品ロス削減の一環として「液体塩こうじ×わけあり野菜」の第4弾を発表しました。今回のコラボレーションでは、規格外のオーガニックにんじんが採用され、液体塩こうじと絶妙に組み合わされています。
食品ロスの現状
近年、日本では食べられるにもかかわらず廃棄される食品が増加しています。農林水産省の推計によれば、2023年のデータで464万トンに達し、これは国民一人当たり年間約37キログラムに相当します。この状況に対し、ハナマルキはSDGs(持続可能な開発目標)を重視し、食品ロス削減に向けた取り組みを強化しています。
『液体塩こうじ×わけあり野菜』プロジェクトの進化
2022年より始まったこのプロジェクトは、初回の青いトマトを皮切りに、規格外の野菜たちが次々と登場しました。第2弾のなす、第3弾のきゅうりに続き、第4弾として選ばれたのが規格外オーガニックにんじんです。これらの野菜は、通常の流通では味わえない、見た目の理由から廃棄されるものであり、それを液体塩こうじで新たな美味しさに変えることを目指します。
オーガニックにんじんの魅力
今回のテーマとなるオーガニックにんじんは、見た目は不揃いでも、味や栄養価は通常のものと変わりません。生育過程で割れてしまったり、サイズが規格に満たないものが多く流通から除外されてしまう現実があります。しかし、ハナマルキとしては、こうした規格外品の魅力を引き出し、食品ロスに立ち向かう新たなレシピを提案することが重要と考えています。
商品の詳細
新しい製品は、液体塩こうじ300mlと規格外オーガニックにんじん5kgのセットで、販売価格は2,625円(税込)です。製品には食材を活かしたレシピも付属しており、家庭でも手軽に楽しめます。販売はイオンアグリ創造の公式ECサイト「イオン農場ショップ」で行われ、10月1日より購入可能です。
キャンペーン情報
さらに、10月20日からはハナマルキの公式X(旧Twitter)にて、「液体塩こうじで食品ロス削減!プレゼントキャンペーン」が開催されます。指定の投稿に「いいね」とリポストすることで、商品やミニレシピがもらえるチャンスがあります。
新たなチャレンジへ
ハナマルキの代表取締役社長、花岡周一郎氏は、この取り組みを通じて、食品ロス問題に新たな価値を見出すことができればと期待を寄せています。様々な形やサイズの野菜は、私たちの食卓に新たな楽しみをもたらしてくれるはずです。これからも外見にこだわらず、食材の本質を大切にする意義を広めていく意志を持ち続けます。
結論
第4弾の「液体塩こうじ×わけあり野菜」プロジェクトは、ただ美味しさだけでなく、持続可能な社会を築く一環でもあります。あなたもこの機会に規格外野菜の美味しさを味わい、食品ロス削減に参加しませんか?これからの新しい食ライフをクッキングの楽しさと共に育んでいきましょう。