新しいエシカルフードの世界へ
2025年1月21日から2月3日までの期間、代官山 蔦屋書店で「Hello,エシカル!~お買いものから地球を考える~」という期間限定のエシカルフードセレクトショップが開催されます。このプロジェクトは、CCCMKホールディングス株式会社が手掛ける共創型プラットフォーム「V みんなのエシカルフードラボ」の一環であり、これまでの第一弾に続く取り組みです。
第一弾ではコーヒーとチョコレートをテーマにした商品が展開され、多くの来場者にエシカルフードの意義やその背景にある社会課題について考える機会を提供しました。
平飼いたまごを通じて考えるアニマルウェルフェア
今回の第二弾のテーマは「平飼いたまご」。アニマルウェルフェア(動物福祉)の重要性を踏まえ、平飼いされたニワトリから得られる卵を使用した製品を4種類販売します。これにより、参加店舗も顧客も、エシカルフードへの理解を深め、共感を築くことができる場を提供します。
出店する企業には、キユーピー株式会社の「平飼い卵マヨネーズ」、オイシックス・ラ・大地株式会社の「平飼いたまごマヨネーズ」と「卵スープ」、農業生産法人黒富士農場の「リアルオーガニック卵」があります。これらの商品を通じて、味わいの良さだけでなく、アニマルウェルフェアの理念についても触れていただける機会となります。
アニマルウェルフェアについての理解を深めよう
「平飼いたまごとは何か?」という疑問に対し、今回のセレクトショップでは具体的に「アニマルウェルフェア」を促進するための5つの自由についても解説します。これらは、家畜が直面する環境や感情的なストレスを理解し、動物たちが自由に行動できるような配慮をした飼育方法を示しています。
1.
飢えや渇きからの自由:いつでも必要な栄養を得られること。
2.
恐怖や苦痛からの自由:快適で安全な環境の提供。
3.
物理的・熱的な不快感からの自由:ストレスを最小限に抑える場所。
4.
傷害や疾病からの自由:健康な生活環境の確保。
5.
正常な行動様式の発現の自由:自由に動き、社会的なつながりを持てる環境。
このような観点から飼育された親鳥たちが生む「平飼いたまご」は、ただの食材ではなく、動物たちの権利を考えるきっかけとなります。
自分の選択が未来を変える
私たちの選択が、動物たちや地球に与える影響を再認識し、エシカルな選択をすることが求められる時代です。エシカルフードに対する理解を深めることで、持続可能な未来を考えるきっかけになるでしょう。
「Hello,エシカル!」のような取り組みを通じて、私たち一人ひとりがエシカルフードの普及に寄与し、持続可能な社会を実現する一端を担うことができるのです。未来の食の循環を意識しながら、ぜひ代官山 蔦屋書店に足を運んでみてください。 新しい視点を得るチャンスです!