スマートトリミングAIの新機能で物撮り画像も楽々処理
株式会社セントラルオフィスが運営する「スマートトリミングAI」に、待望の機能追加がありました。それは、物撮り画像の自動トリミングです。この新機能により、アパレルEC事業者は平置き、ハンガー掛け、さらにはトルソー着用の画像まで対応可能となりました。
画像の重要性とその背景
アパレルECにおいては商品の魅力を伝えるため、高品質な画像が不可欠です。しかし、最近の調査によると、63.1%の消費者がオンラインで商品画像が少ないために購入をためらった経験があると報告されています。特に衣類やファッション小物の購入断念率は57.1%に達しており、これは全カテゴリの中で最も高い数値です。商品の魅力を最も引き立てる物撮り画像は、その構図や余白調整に手間がかかりがちで、結果としてトリミングが多くの時間を消費させていました。
スマートトリミングAIの特徴
今回のアップデートにより、ユーザーが物撮り画像をアップロードすると、AIが自動的に商品を検出し、最適なトリミングを行います。以下はその3つの主な特徴です。
1.
商品を正確に検出
AIは商品の位置とサイズを自動で検出し、背景にある要素を省きます。これにより、異なる撮影条件下でも、均等な余白でトリミングが行われ、仕上がりは統一されます。
2.
多様な撮影パターンに対応
平置きやハンガー掛け、さらにラック陳列の画像に対しても、一括でトリミングが可能です。色違いの展開商品やサイズ違いの商品も、一つの画像にまとめてトリミングしてくれるため、大変便利です。
3.
混在画像の一括処理
モデル着用画像と物撮り画像が混在している場合でも、一度のアップロードで一括処理可能です。これにより、ファイルを事前に整理する必要がなくなります。
効率化の実現
この新機能によって、特にシーズンの立ち上がり時に数十から数百SKUの画像を一気に準備する際、これまで数日がかりの作業が数時間に短縮されます。例えば、同じ構図と余白を持つ商品ページを作成することで、消費者に与える第一印象を大きく向上させます。また、トリミング作業を自社で行っている場合、担当者の負担が減少し、マーケティングや商品企画など、より重要な業務に時間を割くことが可能になります。
開発の背景と今後の展望
「スマートトリミングAI」は、アパレルEC事業におけるトリミングの作業負担を軽減し、現場の生産性を向上させることを目的に開発されました。現在、手作業によるトリミング作業に多くの企業が悩まされており、DX導入が進まない中小企業が多いのも現状です。手間を省くための手段として、このAI技術はこれからのECサイト運営において不可欠な存在となるでしょう。
今後も「スマートトリミングAI」は新しい機能を追加し続け、ユーザーの手間を軽減し、効率的な運営を支援していくことを目指しています。手軽に使えるこのサービスで、アパレルECをより魅力的にしていきましょう。