世界一の洋菓子シェフ
2025-02-04 14:13:21

日本代表として洋菓子の世界大会優勝!籏 雅典シェフの軌跡

日本代表として洋菓子の世界大会優勝!籏 雅典シェフの軌跡



日本の洋菓子界において、岐阜県出身の籏雅典シェフが特筆すべき成果を収めました。彼は三重県の複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」内のパティスリー「コンフィチュール アッシュ」で統括責任者を務め、このほどフランス・リヨンで開催された世界的な洋菓子大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」に日本代表として出場し、見事優勝を果たしました。これは日本チームの二連覇にもつながる偉業です。

## 世界大会の舞台へ:

2025年1月24日から25日にかけて行われたこの大会は、世界中から集まり選ばれた18か国のパティシエたちが出場し、各国の文化や技術を駆使した作品が競われました。日本チームは大会のテーマ「National Heritage」に基づき、「日出ずる国」をテーマにした作品を発表し、その細やかな表現と技術の高さが評価されました。

籏シェフの創造力と技術:



籏シェフは、この大会においてチームリーダーとして特にチョコレート細工やレストランデザートの制作を担当しました。彼が創り出したレストランデザートは、石川県能登半島の特産品「レモンマリーゴールド」を使用した作品で、爽やかなグラニータや三重県産のマイヤーレモン、洋梨を使い、見事に日本の美を象徴するデザートに仕上げました。この素材選びには、令和6年の能登半島地震の復興支援の思いも込められています。

また、野菜や香草、伝統的な麻の葉模様を取り入れ、繊細でエレガントな仕立てがなされました。チョコレート細工においては日本の文化や歴史を感じさせるようなモチーフを使い、目を引く壮大な作品を完成させています。これらの力強いデザインと技術が高く評価され、チョコレート細工において最高点を得る要因ともなりました。

厳しい競技の中のチームワーク:



大会中には、予期せぬトラブルが発生し、重要な部分が壊れてしまうというハプニングもありました。しかし、籏シェフはチームの団結力とサポートを受けながら修復に成功しました。このような試練を乗り越えたチームは、最終的に融合した協力で作品を完成させることができました。

「優勝した瞬間は、まるで夢のようでした。達成感が溢れており、多くの方々からの祝福の声に感謝しています」と、彼は優勝の瞬間を振り返りました。

今後の展望と想い:



籏シェフは、喜びの中で周囲の支えに感謝し、これからの活動にも力を入れていく意向を示しています。地域の食材を使用した作品作りや、若いパティシエの育成、さらには自らが受けた支えを地域社会に還元していくことが目標です。

グローバルな舞台での成功を収めた籏シェフの名は、今後ますます注目されることでしょう。彼の作品が伝える美しさや技術が、多くの人に感動を与え続けることを期待しています。


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