鮮度を保つシール
2025-02-07 12:00:55

果物・野菜の鮮度を保つシールでフードロス削減への一歩を!

食品ロス削減の新たな味方「StixFresh」



近年、サステナブルな社会への関心が高まる中、食品ロス問題はますます重要なトピックとなっています。2025年から、三洋貿易株式会社が米国のスタートアップ企業Ryp Labsと提携し、シールタイプの新製品「StixFresh」を販売開始することが発表されました。このシールを使うことで、果物や野菜の鮮度保持期間を最大2倍に延長できるという機能を持っており、農家から消費者まで、広く利用されることを目指しています。

フードロス問題の背景



世界中では食料の無駄が問題視されており、その経済的損失は驚異的な2.6兆ドルに達しています。農家や流通業者、小売店、消費者に至るまで、サプライチェーン全体でロスが発生しているのが現状です。こうした中で、果物や野菜の鮮度を保つ手法が求められています。

StixFreshの特徴



「StixFresh」は、植物が自らの身を守るために生成する天然の揮発性化合物を利用したシールです。このシールは果物や野菜に貼るだけで、かびの発生を抑え、保存期間を最大で2倍に延ばすことができます。そのため、専用の設備投資や、複雑な処理を行う必要がなく、誰でも簡単に使用できる点が大きな魅力です。

実際の検証でも、StixFreshを貼ったイチゴは、通常品と比べてカビの発生を35%遅らせる効果があることが実証されています。このようなデータからも、その効果の高さがうかがえます。

持続可能な社会の実現に向けて



国連はSDGs目標12として、2030年までにフードロスを50%削減することを掲げています。三洋貿易は「StixFresh」を通じて、果物の鮮度保持を実現し、フードロス削減に貢献することを確信しています。サステナビリティを重視する現代において、このシールは果物や野菜を無駄にせず、安心して楽しむための強力なパートナーとなることでしょう。

イベント出展のお知らせ



さらに、三洋貿易は2025年2月25日から27日にかけて、インテックス大阪で開催される「フードテック Week」に出展します。最新技術や製品を実際に見るチャンスですので、是非三洋貿易のブースにもお立ち寄りください。

アグリテックの未来を想像して



Ryp Labsは、2017年に設立されたアグリテックスタートアップで、植物由来の特性を活かした製品の開発に注力しています。StixFreshのシールは、この技術の集大成であり、食品廃棄物の削減を目指したプロジェクトの一環です。

今後、三洋貿易がStixFreshをオフィスや日常生活でどのように活用していくのか、その動向が楽しみです。持続可能な未来に向けた一歩は、日常の小さな習慣から始まるかもしれません。


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