カンロがアメリカ市場進出を本格化！新サイトとSNSを活用したブランディング戦略

米国市場への本格的な進出

カンロ株式会社は、米国市場への進出に向けた戦略を本格的に展開しています。これまでの成功を生かしながら、2025年には日本国内の売上トップブランド「ピュレグミ」の輸出を開始する予定です。そのために新たに設立した米国現地法人「Kanro America Inc.」は、さまざまなマーケティング活動を行っています。

ブランドサイトのリニューアルとSNSアカウント新設

特に注目すべきは、米国向けのピュレグミブランドサイトのリニューアルとInstagramアカウントの新設です。ブランドサイトは、アメリカの消費者に親しみを持ってもらうために、ポップなデザインにされており、商品に関するFAQも掲載されています。これにより、ブランドイメージの向上を図り、BtoB向けの問い合わせ窓口も設置されて、営業活動を強化しています。

さらに、Instagramアカウントも立ち上げ、「Summer Fancy Food Show 2025」の来場者インタビュー動画をシェアするなど、ブランド認知度を高めるための情報発信を行っています。これにより、より多くの消費者からの関心を獲得し、ブランドの定着を目指します。

展示会への出展

カンロは2025年にも大型展覧会に出展し、商談を強化する計画を立てています。1月に行われる「Winter Fancy Food Show 2025」や6月の「Summer Fancy Food Show 2025」では、ピュレグミレモン、グレープ、さらにプレミアムフレーバーの山梨産白桃やシャインマスカットスパークリングなど、多彩な商品を紹介予定です。これにより、多くのバイヤーやディストリビューターからの評価を得て、今後の販路拡大につなげることを目指します。

カンロのこれからのビジョン

カンロは1912年の設立以来、「Sweeten the Future」という企業パーパスのもと、グミをはじめとするさまざまな製品を展開してきました。今後は、「Kanro Vision 2.0」を掲げ、持続可能な未来に貢献するための活動を進めていきます。特に、企業の成長とともに社会課題の解決にも取り組むことが求められています。

私たちの甘い瞬間が、どのように世界中の人々に笑顔を届けることができるのか、期待が高まります。カンロは、ただのスナック製品を超えて、社会の一歩先を行く存在を目指します。