ミラノデザインウィーク2025で日本の魅力を発信するリアルスタイルの展示
ミラノデザインウィーク2025での初出展
2025年4月7日から13日まで、イタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク」に、リアルスタイルが初めて出展することが決まりました。出展場所は、賑やかなブレラ地区に位置するギャラリー「MADE4ART」。ここでは、ミラノを代表する建築家・工業デザイナーのアンジェロ・マンジャロッティ氏に師事したデザイナー、川上元美氏の作品を中心に展示が行われます。特に注目は、Cochiシリーズを中心に新作も発表される予定です。
展示会のテーマと目的
展示会のタイトルは“Japan East wind”。春を告げる風に例え、日本のライフスタイルやデザイン、素材の素晴らしさを世界に広めることを目的としています。日本の文化やクラフトマンシップを尊重し、平和な心をもって多様な価値を発信することを目指しています。
出展デザイナーの紹介
川上元美氏は、1940年に兵庫県で生まれたデザイナーです。東京芸術大学大学院を修了後、ミラノの建築事務所での勤務を経て、1971年に自身のデザインルームを設立。彼の作品は、日常の生活に密着したクラフトや家具、空間デザインに広がりを見せています。各地の人材育成にも力を注ぎ、数々の受賞歴を持つ実力派です。
新たなプロダクトの発表
今回の展示では、国産材や伝統技術を使用した商品にも焦点を当て、特別企画が用意されています。特に、国産の桜やけやきを用いた木製プロダクトや、漆で仕上げた商品が展示されます。また、椅子には日本のファブリックも使用され、繊細で洗練された日本の感性が表現されます。
新商品「FUGA」
新たに発表される「FUGA」チェアは、クラシカルな雰囲気と現代的なリズムを持つ作品で、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。気軽に使える一方で、どんな場にも調和し、その存在感をしっかりと示します。
「Cochi」チェアシリーズ
既存のCochiシリーズも引き続き展示され、特に新たに登場するパーソナルチェアが注目されます。無垢材を使用したこのチェアは、日本の生活空間において美しいだけでなく、心地よい使い心地も追求した逸品です。
「Kime」チェア
「Kimeカジュアル」は、Cochiチェアを基にさらに使いやすさを加味したデザインです。流れるようなラインはデザインのアクセントとなり、シンプルながらどんな空間にも溶け込みます。軽量化されているため、扱いやすさも大いに向上しています。
イベント情報
展示会は、2025年4月7日から13日まで「MADE4ART」で開催されます。最終日にはレセプションパーティーも予定されており、デザイン愛好者や業界関係者との交流が楽しめる機会です。ぜひ、ミラノのデザインウィークで新たな日本のデザインの魅力を体験してみてください。
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