神話とミュージカル
2025-05-21 10:34:27

日本の神話と現代が交差するミュージカル『雫の星語り』再演決定!

日本の神話と現代を織り交ぜたミュージカル『雫の星語り』再演決定!



2024年に東京での初演時に大きな反響を呼んだオリジナルミュージカル『雫の星語り〜Only God Knows〜』が、待望の再演を果たします。2025年7月には、大阪と東京の2都市での公演が決定し、特に注目は団体として初となる大阪公演です。

再演の魅力と新たな楽曲


再演となる本作は、日本の「七夕」をテーマにした神話と和の世界観が融合したファンタジーです。新たに4曲の楽曲が追加され、より一層の深みをもって物語が展開されます。舞台は架空の町「一ノ瀬」で展開され、シズクという主人公が“神様殺し”の神を祀る一ノ瀬神社の跡取り娘として成長する過程を描いています。

物語の核心とテーマ


物語の中でシズクが直面するのは、改ざんされた神社の歴史と「語り継がれた伝承」そして「真実」の間で揺れ動く姿です。彼女が口にする「神様って、何なんじゃろね?」というセリフが作品全体のキーワード。古くから日本に根付く神道の精神が、コミカルな神様たちと共に描かれ、七夕の祈りや願いと重なって展開します。観客自身への問いかけにもなるこの作品は、今の時代にどう「見極める力」を持つべきかを考えさせてくれます。

SNS時代におけるメッセージ


情報が溢れる現代、誰もが自分の正しさを信じる中で、他者の正しさを否定することもあるでしょう。このような時代に、作品は「信じること」「感謝する心」といった普遍的なテーマを静かに思い出させるものです。シズクの成長を通じて、私たちに必要な「見極める力」は何かを見つめ直す機会を提供してくれます。

プロデューサーの言葉


作品のプロデューサーであり脚本・演出を手掛ける岡本一馬氏は、「雫の星語りは、主人公のシズクを通して、伝承された物語と未知の真実との間で前進する人々と神々を描きたい」と語ります。彼は、神社や神々が持つ意味、そして人が誰かを思い、何かを信じることの重要性を感じてもらいたいと願っています。

主演キャストの意気込み


シズク役を務める牧浦乙葵さんは、大阪と東京での公演を前に「新たな『雫の星語り』をみんなと共に作り上げたい」と語っており、さらなる作品への期待が高まります。彼女は、前回の主演キャストへのリスペクトを持ちながら新たな挑戦を心に秘めています。

駅貼りポスターの掲出情報


また本作の魅力を伝えるため、関西の重要な駅にビジュアルポスターが掲出されることも決定。これにより、街中で“雫の星語り”の世界観に触れることができる機会となるでしょう。

公演概要とチケット情報


公演は、2025年7月に開催され、会場は大阪のABCホールと東京の三越劇場です。現在、チケットが販売中であり、各ジャンルの席が用意されているため、興味のある方はお早めに購入を検討してください。さらに詳細な情報やチケットの購入は、公式サイトからご確認いただけます。

この夏、一ノ瀬の町での感動的な物語が待っています。ぜひ、神話と現代が交差するこの特別なミュージカルにご注目ください。


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