東京限定えびせんべい〈東京芝えび天〉の10周年
株式会社坂角総本舖は、2015年に東京限定で発売した〈東京芝えび天〉が、なんと10周年を迎えました。この特別な記念を祝して、これまでの歩みとこの商品が愛され続けた秘密についてご紹介いたします。
〈東京芝えび天〉の基本情報
販売店舗は東京地区の一部店舗とオンライン通販となっています。価格は950円から始まり、内容量は12枚、20枚、30枚と、さまざまなニーズに合わせた展開がされています。商品は製造日から60日間賞味期限があり、特徴としては江戸の伝統料理を意識したかき揚げ仕立てのえびせんべいです。国産の芝えびを使用し、軽やかな食感と香ばしさが楽しめる一品です。
【参考リンク】
坂角総本舖 公式サイト
〈東京芝えび天〉誕生の背景
2010年頃、東京エリアの店舗でお客様から「東京でしか買えないもの・東京土産がほしい」との声が多く寄せられたことを受け、坂角総本舖は「東京の味」を大切にした商品開発に乗り出します。それは「東京でしか手に入らない」というだけでなく、「東京らしさと美味しさを融合すること」となりました。
そこに着目したのは、東京で古くから親しまれている芝海老。芝浦での豊漁からその名が付けられ、また江戸時代の有名な文献『和漢三才図会』にも記載されています。江戸の郷土料理である天ぷらを参考に、特別なえび天の味わいを持つ煎餅のレシピが開発され、2012年にはその原型が誕生しました。
10年間の歩みと商品の進化
初めは〈東京天富良(とうきょうてんぷら)〉という名称でスタートしたこの商品、2015年には名称を変更し、現在の〈東京芝えび天〉に生まれ変わりました。その美味しさが評判を呼び、利便性も高く、個包装で日持ちが良いことから、さまざまなシーンでの贈り物としても重宝されました。お土産や手土産に適し、さらに大きなサイズやギフトボックスの要望にも応え、ラインナップを展開しています。
坂角総本舖の歴史と今後
坂角総本舖は1889年に創業以来、海老せんべいに特化した製品を提供してきました。創業136周年を迎える今も、江戸時代からの伝統を大切にしつつ、新たな挑戦を続けています。特に代表商品である海老せんべい〈ゆかり〉は、35億枚以上の出荷を誇り、多くのファンの心を掴んでいます。
今後の坂角総本舖から目が離せません。東京芝えび天の10周年を機に、ますますの展開と美味しさの深化を期待しましょう。