あわいを建てる展
2025-09-26 12:48:55

あわいを建てる:かぜつち模様染工舎の展示会が開催!

展覧会『あわいを建てる』が開催



2025年10月4日から26日まで、山梨県富士吉田市のギャラリー「FUJIHIMURO」で、静岡県伊豆市を拠点とする「かぜつち模様染工舎」による展覧会『あわいを建てる』が開催されます。リーダーである南馬久志氏が手がける本展は、古代の人々とのつながりを探りながらテキスタイルを制作してきた成果を披露します。産業と工芸、さらには富士吉田の地域との結びつきをテーマに、新しいものづくりの形を展望します。

注目ポイント



01|新柄「へのへのもへじ」の初披露



展覧会では、幅145cm、長さ4mの大作として「へのへのもへじ」を、伝統的な正藍染と型染で表現したものが初めてお披露目されます。この作品は、日本の文化を象徴するデザインであり、多くの観客の興味を引くことでしょう。また、ギャラリー内には、様々な新作紋様が幅145cm、長さ2mで展示され、目を楽しませてくれます。

02|正藍染めとほぐし織りのインスタレーション



本展では舟久保織物とのコラボで作り上げた「正藍染め×ほぐし織り」のインスタレーションも登場します。このほぐし織は、各経糸に型染めを施し織り上げる日本独自の技法で、水彩画のように柔らかな色合いが特徴です。今回は、経糸にヘンプを用いた12mの希少な布を用意しており、その制作には長い時間と熟練の技が込められています。

03|アーカイブ作品の展示



アーカイブ作品では、手捺染によるシルクスクリーンや、植物染料を用いた多様なプリントの可能性を追求した試みが展示されます。

04|藍染めのデモンストレーション



展覧会では、実際の藍染めの液を使用したデモンストレーションも行われ、染色の過程を間近で体感できます。さまざまな工程を見学することで、藍染めの不思議さと美しさを感じることでしょう。

05|記録映像の上映



さらに、写真家・木本日菜乃による記録映像も上映され、工房の様子や日常の自然を映し出します。これにより、訪れる人々は展覧会にさらに深く感情移入できることでしょう。

06|ミュージアムショップの限定商品



展覧会専用のミュージアムショップでは、正藍染めの製品や一点ものの染めアイテムが販売されます。また、藍染めの洋服や草原の馬手拭い、コラボレーションアイテムなど多彩な商品が並び、来場者を楽しませてくれることでしょう。

開催概要


本展は、かつて氷を貯蔵していた「氷室」を改装したユニークなギャラリーで実施されます。広々とした空間に作品が展示される中、ミュージアムショップも併設されており、特別な体験を約束します。

  • - 会期:2025年10月4日(土)〜10月26日(日)
  • - 時間:11:00〜17:00
  • - 開館日:金・土・日・月
  • - 会場:FUJIHIMURO、〒403-0009 山梨県富士吉田市
  • - 主催:かぜつち模様染工舎

注目の展覧会『あわいを建てる』で、新たなものづくりの世界を体験してみませんか。芸術と伝統が交わるこの場所で、皆様のお越しをお待ちしております。


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