ウェルネスアワード
2025-03-11 14:14:36

フジッコウェルネスアワードが示す未来の健康経営の模範

フジッコウェルネスアワードが導く企業の健康理念



2025年3月7日、神戸市に本社を構えるフジッコ株式会社が主催する第2回“フジッコウェルネスアワード”が開催されました。このアワードは、フジッコが大切にしているパーパス・ビジョンの実現に寄与するさまざまな取り組みを評価し、表彰するものです。今年の受賞事例には、地域貢献や従業員の健康意識向上に向けた活動が採択されました。

フジッコウェルネスアワードの概要


フジッコでは1982年から社内表彰制度を実施しており、これまでに4度の改定を重ねてきました。近年、その目的や意義が薄れてきたことを受けて、2024年より新たに“フジッコウェルネスアワード”にリニューアルされました。この制度では、業績だけでなく、その達成までの過程が重要視され、フジッコのパーパスである「5つの健康」に基づくことが求められます。このように、従業員は各自の行動が企業の理念にどのように貢献しているのかを改めて考え直すきっかけを得ることになります。

パーパス賞の受賞テーマ


1. 産学連携北海道文教大学とのコラボ企画


北海道を盛り上げることを目指し、北海道文教大学との連携で学生参加型コラボ企画が実現。50名の学生が「ふじっ子煮」のアレンジレシピを考案し、最優秀作品が店舗でお披露目されました。この活動は、地域活性化とともに健康社会の実現にも寄与しています。

2. フジッコ子ども参観日


従業員の家族と企業の絆を深めるための“フジッコ子ども参観日”を開催。子どもたちは保護者の職場を見学したり、食品に関する教育を受けることで、食に対する理解や栄養の重要性について考える機会を得ました。この活動は、家族とのコミュニケーションを促進し、働きがいの向上につながるものです。

3. 栃木県との健康づくりへの取り組み


栃木県の健康寿命を延ばすために官公庁と連携し、フレイル予防レシピの開発を行いました。これにより、地域の健康促進に寄与し、さまざまな健康イベントも実施されています。これらの活動は、地域の健康社会を実現するための重要な一歩となっています。

4. 新人製造職への手紙活動


新入社員に定期的に手書きの手紙を送付する活動を通じて、同期の状況を把握し合うことを促しました。このコミュニケーションは、職場でのサポート環境を強化する一助となり、心身の健康を維持するために重要な取り組みです。

5. 食品安全への教育動画作成


国際食品安全規格の更新に対応するため、教育動画を作成し、社内教育を強化しました。この取り組みは、食品安全の管理体制を強化し、消費者からの信頼を得るために欠かせないものであり、企業の社会的責任を果たす重要な一環です。

まとめ


フジッコウェルネスアワードは、企業における健康経営の先駆けとして、産業界の模範を示しています。健康社会を築くための具体的な施策を通じて、従業員一人ひとりがパーパスを実感し、共に成長していくことが期待されます。今後もこのような取り組みが広がり、社会全体の健康意識が高まっていくことを願っています。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 健康経営 フジッコ ウェルネスアワード

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。