「つつむ」の未来
2025-03-27 10:42:20

足立の老舗パッケージアートが贈る「つつむ」の未来とは

足立の老舗パッケージアートが贈る「つつむ」の未来とは



足立区にある『パッケージアート株式会社』は、70年以上の長い歴史を持ち、独自のアプローチで商品パッケージングの新たな可能性を切り開いています。近年、特に注目を集めているのが「つつむ」という理念。この理念には、単なる包装の枠を超え、商品の価値や魅力を引き出す力が込められています。小林正彦社長は、時代の変化に応じて成長し続ける同社のビジョンを語ります。

つつむの思い



「つつむ」とは、商品を物理的に守るだけでなく、その価値を最大限に引き出す行為です。『パッケージアート株式会社』が提供するオリジナルパッケージは、ただの包装資材ではなく、販売促進のための重要なツールと位置づけられています。社名にある「アート」の通り、従来の枠にとらわれず、商品に合った独自のデザイン提案を行うことが、小林社長のモットーです。

若き経営者の挑戦



事業承継の際、小林社長が抱えていたのは「もったいない」という想い。創業50年の老舗企業を失いたくないとの気持ちから、家業を継ぐ決意をしました。経営理念の理解を深める中で、小林氏は「パッケージはアートである」との先代の教えを受け継ぎ、企業の成長を目指して日々奮闘を続けています。

新たなビジネスモデルの展開



特に、小林社長が挑戦したのがECサイトを利用した新規顧客の開拓です。初めは周囲からの反対もありましたが、少しずつ成果を上げ、現在では7,700点以上のアイテムを取り揃えるまでに成長を遂げました。その中で生まれた「ギター梱包用段ボール」は、同社の代表商品となり、累計売上6,000万円を超えるロングセラー商品に成長しています。これは、社内の一体感をも生み出し、小林社長のリーダーシップを証明する成功ストーリーです。

ブランド価値の向上



今や『パッケージアート株式会社』は、顧客のニーズに応じた提案型ビジネスを展開。様々な業界に向けたオリジナルパッケージの製作を行い、「価値の高い商品には、それにふさわしいパッケージが必要だ」という信念を持って、顧客に寄り添ったサービスを提供しています。また、データ分析を駆使して、ターゲット市場の明確化やコンテンツマーケティングにも力を入れています。

地域社会との共生



足立区だけでなく、地域の産業発展にも寄与したいと考える小林社長は、地域の子供たち向けの職場体験や産業イベントの参加を通じて、地元とのつながりを大切にしています。その姿勢は、企業の社会的責任としても評価されており、今後も地域と共に歩む道を模索しています。

未来への成長



2052年の創業75周年に向けて、新たな挑戦を誓う小林社長。「スタッフ全員がプロフェッショナルとなり、つつむという行為を通じて、商品の価値を引き出し、地域社会に貢献したい」と力強く語ります。『パッケージアート』はこれからも、包装をアートとして追求し続け、日本の製造業の未来を切り拓きます。小林社長の情熱は、次なる世代に引き継がれるまで続くのです。


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