イベリコハムの魅力を深める旅 – 日本市場への信頼性強化
2026年2月1日から7日の間、イベリコ豚インタープロフェッショナル協会(ASICI)は日本のジャーナリストやメディア関係者を対象に、イベリコハムの起源と生産モデルを直接体験する特別プログラム「Farm Trip 2026」を実施しました。これにより、イベリコハムに対する理解を深め、日本市場における信頼を強化することが目指されています。
スペイン農業・漁業・食料省での公式会合
プログラムの初日、参加者はスペイン農業・漁業・食料省(MAPA)での公式会合に出席。マリア・デル・カルメン・ゴンサレス・マルティン副総局長をはじめとするMAPAの担当者たちと直接対面し、ASF(アフリカ豚熱)の影響や日本市場における現状について詳細な説明を受けました。
この会合では、ASFが豚に影響を及ぼす病気であり人間には無害であることも強調されました。現地の監視プログラムや、清浄地域を設定することで商業活動が継続可能であることを説明、MAPAは日本が欧州の豚肉市場において戦略的パートナーであることを再確認しました。
イベリコハムの生産現場と文化体験
プログラムの中では、イベリコハムの生産地であるデエサ地域を訪れ、実際の畜産現場や加工施設を見学しました。ここでは、生産システムを支える管理体制や技術の詳細を学ぶとともに、イベリコハムが地域文化や社会生活にどのように貢献しているのかを観察しました。特に、地元の食文化との結びつきについては参加者全員が強く影響を受けました。
この体験を通じて、イベリコハムがただの食品でなく、地域の誇りや伝統を体現したものであることが感じられました。見学中には、地元の伝統的な料理も楽しむことができ、ガストロノミーの視点からもイベリコハムの魅力を再発見しました。
今後の取り組みとFOODEX JAPANへの出展
ASICIは2026年3月にFOODEX JAPANに参加すると発表しています。このイベントは、日本市場におけるイベリコ産業の評判を向上させ、信頼性の高い生産モデルを広めるための重要な機会となります。政府関係者やメディア、主要事業者との対話を通じて、イベリコの品質と安全性についての理解促進を図る予定です。
情報提供を基盤としたプロモーション
ASICIは、「イベリコ・センスを呼び覚ませ!」という3年間のグローバルプロモーションプログラムの一環として本プログラムを実施しました。このプログラムを通じて、ASFに関する透明性のある情報提供を目指し、市場の混乱を避けるための持続可能な戦略の確立に努めています。
イベリコハムはその奥深い歴史と品質に裏打ちされた魅力を持っており、これからもさらなる市場拡大と信頼性の向上が期待されています。これまでの取り組みが成果を上げることを願いつつ、今後の展開に注目していきたいものです。