獅子志司が新曲「十八番」を発表!
ボカロプロデューサーである獅子志司が、新たな音楽の地平を開く作品を披露しました。2025年9月3日に公式YouTubeチャンネルで公開された「十八番」のミュージックビデオ(MV)は、話題のバスケットボール漫画「イチカバチカ」との特別なコラボレーションによって誕生したものです。このタイアップは、獅子志司が自ら原作サイドに提案を行い、実現したものとしても新たな挑戦の象徴と言えるでしょう。
本楽曲のリリースに先立ち、MVでは獅子志司自身が手掛けた新たな音楽スタイルが引き立てられています。映像作家のあんりふれによる演出は、原作のストーリーに忠実でありながら、音楽と漫画の境界を超えた世界観を見事に表現しています。特に、楽曲の雰囲気やテーマが漫画の登場人物たちにどのように関連しているのかが、視覚的にも感じられる仕上がりになっています。
「十八番」とは?
「十八番」は、週刊少年サンデーで連載中の漫画「イチカバチカ」と深い関わりを持つ曲です。物語の中では、日本最強のバスケットボール部でマネージャーを務める豆田八と、天才プレーヤーの阿黒一が、己の運命に立ち向かう姿が描かれています。このダイナミックなストーリーと獅子志司の音楽がどう融合しているのか、その点もこの楽曲の魅力の一つです。
漫画「イチカバチカ」の作者である本間仁助氏による描き下ろしイラストが配信ジャケットにも使われており、アートワークにもこだわりが見て取れます。アートディレクションにおいても、獅子志司の独自の世界観と漫画のテイストが絡み合い、一つの作品としての完成度を高めているのです。
コラボの背景
獅子志司が「イチカバチカ」に惹かれ、自らコラボを提案するきっかけとなったのは、彼がこの作品に対して抱いていた情熱でした。普段から漫画を愛し、そのストーリーからインスパイアを受けることで多くの楽曲を生み出してきた彼にとって、実際に原作と連携することは夢の実現だったと言えるでしょう。
この特別なコラボレーションは、獅子志司と本間仁助氏をはじめとしたクリエイター間での強い信頼関係の証でもあり、ジャンルを越えた交流の重要性を再認識させるものです。日々進化し続ける音楽シーンにおいて、異なるクリエイターが一緒に新しいものを生み出すことが、どれだけ素晴らしいことか改めて感じられます。
特設ページの開設
「イチカバチカ」とのコラボレーションを記念し、特設ページが「サンデーうぇぶり」で公開されています。様々なアーティストとのコラボを果たしてきた獅子志司ですが、この新たな試みにも大きな期待が寄せられています。漫画のファンとともに音楽を楽しむことができる新しい試みは、多くの人々に感動を与えるに違いありません。
初のタイアップ曲は、彼の音楽的可能性をより一層広げるもので、今後の動向にも注目が集まります。ぜひ皆さんも、MVや特設ページをチェックし、新たな音楽体験をお楽しみください。
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