友安製作所の「BRUSHUP」がiFデザインアワード2025で受賞
掃除道具の新しい潮流を生み出している株式会社友安製作所が、2025年のiFデザインアワードにて最高賞である「iFゴールドアワード」を受賞したと発表しました。その受賞作は、全6種類からなる掃除道具シリーズ「BRUSHUP」です。このシリーズは、クリエイティブユニット・TENTと共同で開発され、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。
「BRUSHUP」シリーズの魅力
「BRUSHUP」は、普段の掃除を楽しく、使いやすくするために設計された掃除道具です。グラフィックデザインやインテリアデザインの視点から考えられ、どんな環境にも馴染むよう設計されています。例えば、玄関やテーブルの上、さらにはアウトドアシーンでも活躍します。このシリーズの特徴は、シンプルな素材使いにあります。鉄、木、刷毛が巧みに組み合わさり、清掃道具としてだけでなく、インテリアとしても楽しめるデザインに仕上げられています。
掃除道具のデザイン
1.
TRIANGLE(トライアングル)
三角形のチリトリに簡単にホウキを取り付けることができるデザインで、使わない時は思わぬ形でお部屋に馴染みます。チリトリを足で押さえればしゃがむことなく使用でき、非常に便利です。
2.
CAN(カン)
シンプルなゴミ箱ですが、実は隠れたホウキが収納されています。マグネットで裏面にしっかりと固定され、持ち運びも簡単です。持ち手には姫路レザーが使われており、使い込むほどにその風合いが増します。
3.
SWING(スウィング)
このホウキは独特な回転機構を持ち、短くも長くも調整できて使い勝手抜群です。使用しない時にはチリトリの中にすっきりと収められます。
4.
BAR(バー)
幅狭でスリムなデザインのホウキとチリトリのセット。サッと掃除したい時に最適です。細長いブラシ部分は、細かい場所の掃除にも適しています。
5.
BOOK(ブック)
一見本のように見えるこの掃除道具は、収納する場所も選びません。取り出しやすく、清掃も瞬時に行えます。ホウキがカバーとしても機能します。
6.
CARABINER(カラビナ)
アウトドアで活躍するカラビナの形状を取り入れたデザイン。デスクに吊るしておけば、手の届くところで迅速に清掃可能です。
デザインアワード受賞の意義
iFデザインアワードは、ドイツを拠点とする国際的なデザイン賞で、歴史は1953年に遡ります。世界中の優れたデザインを評価するこのアワードは、レッドドット・デザイン賞やIDEAと並ぶ世界三大デザイン賞の一つです。
受賞の裏には、独自のアイデアを形にした友安製作所の職人たちの努力があります。掃除道具に新たな価値をもたらした「BRUSHUP」シリーズは、ただの掃除道具に留まらず、生活環境をより美しくするためのアイテムとして、これからもその存在感を増していくことでしょう。
まとめ
掃除道具と聞いて、どうしても機能的で無骨な印象を抱きがちですが、「BRUSHUP」はその概念を覆すデザイン性の高いアイテムです。掃除をすることが楽しくなるような、使い勝手と美しさを兼ね備えたこの製品群を、ぜひ手に取って体験してみてください。詳細は友安製作所の
公式ページでご確認いただけます。