『ラブ・ネバー・ダイ』を語る
2025-01-10 18:31:49

2025開幕のミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』オーケストラ合わせレポート

2025年1月17日(金)開幕 ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』オーケストラ合わせレポート



2025年1月17日(金)から待望の再々演を迎えるミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』。この日を前に、都内稽古場で行われたオーケストラ合わせの模様をお伝えします。数々の名作を生み出してきたアンドリュー・ロイド=ウェバーが制作した本作は、ミュージカル『オペラ座の怪人』の後日譚を描いた作品であり、日本でも数回にわたって上演され、観客から高い評価を受けてきました。

豪華キャストが集結


今公演に参加するのは、日本ミュージカル界のトップ俳優たちで、ファントム役には市村正親、石丸幹二、橋本さとしがトリプルキャストで名を連ねています。クリスティーヌ役にも平原綾香、笹本玲奈、真彩希帆といった実力派が揃いました。その中で、1月8日に行われたオーケストラ合わせでは、オーケストラと共に本作の魅力が一層引き立つ瞬間がありました。

稽古場には緊張感と期待感が入り混じり、キャストたちはそれぞれのスタイルで準備を進めていました。キャストたちが順番にスタンドマイクの前に立ち、取り組む姿勢はまさにプロフェッショナル。また、和気あいあいとした雰囲気の中だったのが印象的でした。

オーケストラの音楽に包まれて


オーケストラの指揮を務めるのは森亮平。彼の指揮のもと、オーケストラが奏でる音楽によって稽古場の空間が一変します。最初に披露されたのは「君の歌をもう一度」。この楽曲の開始と同時に、蛍光灯の白い明かりが色づき、オーケストラの豊かな響きが場内に広がっていきました。

橋本ファントムの歌声は、深い感情が込められており、まさに圧倒的。クリスティーヌ役はその声を受け止めるように共鳴し、彼らの絶妙なハーモニーは圧巻でした。オーケストラの美しいメロディーに合わせて繰り広げられる感情豊かな表現は、観客に強い印象を残すことでしょう。

様々なキャストの魅力


オーケストラ合わせの中で、ナンバーは続き、メグ・ジリー役の小南満佑子は、明朗さと力強さを兼ね備えた声で魅了。さらに、ラウル役の加藤和樹が表現する複雑な心情も印象的で、『オペラ座の怪人』から10年経ったラウルという役柄に新たな深みを与えています。彼の存在感は、歌と芝居が一体となり、観客に強いメッセージを伝えます。特に「月のない夜」や「遠いあの日に」では、再会の感情が綴られ、観客はその深い絆を感じ取れることでしょう。

楽しみな公演までのカウントダウン


そして、初日の再現へ向け、各キャストはオーケストラとの息を合わせていく作業を続けます。さまざまなキャストが加わることで、毎回新たな発見や感動が待っています。これから公演が始まるという期待感を胸に、これからの稽古もますます楽しみになってきます。

2025年1月17日の幕開けまで、キャストたちが織り成す新たな『ラブ・ネバー・ダイ』の世界を楽しみにしながら、その成長を見守りたいと思います。ミュージカルの世界に浸る素晴らしい時間が待っています。


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