ヒュンメルが聴覚障がい者支援を目的とした手話シャツを発表！

ヒュンメルと大阪ブルテオンが手を取り合いデザインした手話シャツ

デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルが、大阪ブルテオンと共に聴覚障がい者の支援を目的とした新たな手話シャツを発表しました。このプロジェクトは、地域社会とスポーツの新しい関係を築くことを目指しています。

この手話シャツは、12月6日に行われる東京グレートベアーズとの試合で選手たちが着用する予定です。このシャツは10月9日から10月16日まで、ヒュンメルのオンラインストアやEXPOCITY、門真のショップで予約販売されます。

スポーツを通じた社会貢献

ヒュンメルは「Change the World Through Sport（スポーツを通して世界を変える）」という理念のもと、人権やジェンダー、平和について積極的に取り組んでいます。今回の手話シャツもその一環で、聴覚障がい者支援につながるチャリティーシャツとしての役割を果たします。このプロジェクトは、ハンドボールの日本代表やガンバ大阪に続くもので、6チーム目の参加となります。

大阪ブルテオンは、地域活性化や社会貢献にリーダーシップを発揮するためのキーワードとして「BRAVE, LEADING, UNITED, ENERGETIC」を掲げています。今回の手話シャツプロジェクトも、地域社会の一員としての自覚を持ち、地域のニーズに応えるための取り組みの一つと言えるでしょう。

実際に、プロジェクトにはパナソニックスポーツ株式会社から聴覚障がい者の社員も参加しています。彼は「大阪は手話に縁のある地域で、かつて大阪の教育者が『大曽根式指文字』を考案したといった背景を持っています。我々の声を尊重し、文化を共に紡いでいく姿勢で取り組んでいます。」と語っています。このように手話による観戦体験を豊かにすることで、より多くの人が参加できるスポーツの楽しさを広げていくことが求められています。

特別な観戦体験

12月6日の試合では、手話シャツを着用して来場された方々に特典が用意されています。試合後、選手たちと一緒に参加者全員での集合写真を撮影する機会が設けられる予定です。これにより、ファンと選手との距離がさらに縮まり、心温まる音楽やイベントを通じて絆が深まることでしょう。

手話シャツのデザイン

今回の手話シャツには、特別なデザインが施されています。スポーツの応援にも使われるフラッグがデザインの基盤となり、テーマは「心の旗を振ろう」とされています。夢や希望、そして、手話でスローガンを表現することに注目し、胸部には「BLUTEON」の表記がされています。

また、背面にはクラブのミッション「ALWAYS TO THE TOP, ALL WAYS TOGETHER」が記載され、一緒に進むことの大切さが手話とで表現されています。ジャケットやスポーツウェアにふさわしい洗練されたデザインが特徴です。

販売概要と社会への貢献

この手話シャツは8,800円（税込）で販売され、サイズはユニセックスのM・L・O・XO・XO2が用意されています。ただし、ネームや背番号の加工は行われないため、あらかじめご了承ください。販売収益の一部と試合後のオークションの売り上げは、聴覚障がい者支援に寄付されます。これにより、スポーツを通じて地域社会に何ができるか、一人一人が考える機会になることでしょう。

まとめ

スポーツの力を借りて、地域社会とつながりを深めるこのプロジェクト。手話シャツのリリースは、ただのシャツではなく、聴覚障がい者とのコミュニケーションを促進し、スポーツファンみんなで心を一つにすることができる素晴らしい機会です。ヒュンメルと大阪ブルテオンが共に歩む、この新しい試みが地域に素敵な風をもたらすことでしょう。