自動車内装新技術
2026-06-17 11:24:49

ワコールとBASFが手掛ける自動車内装技術の新たな展開

ワコールとBASFによる自動車内装の革命



2026年を迎える中で、ワコールとBASFが共に開発した新技術「Melooop」が注目を集めています。これにより、自動車内装の未来がどう変わるのか、その詳細を深掘りします。

1. Melooop技術の概要


ワコールの「Melooop」は、独自のメルトブロー法を用いた革新的な技術です。繊維を直接立体物に成型することで、従来の製造方法では実現できなかった一体成形を可能にします。接着剤を使用せずに形成された不織構造は、材料使用量の削減と廃棄物の最小化を図り、環境にも優しい設計が施されています。このプロセスにより、自動車内装部分に求められる耐久性と快適性を同時に掲載することが可能となります。

2. アームレストのコンセプトモデル


今展示されているアームレストのコンセプトモデルは、3D繊維ベース製造技術を活用しています。軽量でありながら、乗員が接する部分に必要な弾性回復性を蓄えています。このモデルが示すのは、自動車のドライバーと乗員にとっての快適性の向上です。さらに、ソフトタッチ性能のおかげで、すべての接触部分でやさしい触感を実現しています。

3. 物性を設計段階から考慮


Melooop技術を用いることで、物性を設計段階から調整することが可能となります。この技術により、自動車に求められる軽量性、性能、耐久性を同時に最適化することができ、さらなるデザインの自由度が生まれます。

3.1 Elastollan® TPUの活用


この新たな技術の強力な助っ人となるのが、BASFのElastollan® TPUです。この材料は、熱可塑加工性とエラストマー性能を兼ね備え、柔軟性と機能性の両立を実現します。特に、アームレストなどの乗員が直接触れる部分に利用することで、長期的な寸法安定性を確保しつつ、快適性も保つことができるのです。繊維の形成や結合における加工条件の安定性も大きな特徴です。

4. 共同開発の意義


ワコールの執行役員、新規事業開発本部長の久村剛史氏は、BASFとの協力を通じて、同社の技術をさらに広げられることを楽しみにしています。高品質で創造的な製品を通じて、快適で自信を持てる生活を提案するという企業理念を体現しています。

BASFのロヒット・ループ・ゴーシュ副社長も、この共同開発が双方にとって新たな可能性を引き出すとし、効果的な素材イノベーションが自動車業界に貢献することを期待しています。

5. 最後に


ワコールとBASFが展開する「Melooop」技術は、環境に配慮した設計と高性能を融合させており、自動車内装の未来に新たな風を吹き込むことでしょう。展示会ではこのコンセプトモデルを実際に見ることができるので、是非足を運んでその進化を体感してください。未来の自動車内装が私たちの生活をどのように変えていくのか、目が離せません。


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