5年ぶりの新作が登場！『甘くて辛くて酸っぱい』1巻の魅力に迫る

新作グルメコミック『甘くて辛くて酸っぱい』の魅力

2025年4月10日、株式会社マガジンハウスから日常グルメコミック『甘くて辛くて酸っぱい』第1巻が発売され、注目を浴びています。著者は、人気作『さめない街の喫茶店』で知られる漫画家・はしゃ氏。なんと5年ぶりの完全新作です。発売直後から、多くの反響が寄せられ、早くも重版が決定したことからも、その期待の高さが伺えます。

アラサー女子たちのセカンドハウス生活

本作は、アラサー女子たちがセカンドハウスで過ごす日常を描いています。甘地、辛島、酢谷というユニークな名前を持つ三人が、様々なグルメ体験を通じて繰り広げる共同生活は遊び心満載。昼からシャンパンで乾杯したり、ベランダを改造してミニプールを作ったりと、非日常的な体験が盛り込まれています。

同じ「味」というテーマが名前にも反映された彼女たちの生活は、まるで一つの料理のように絶妙な組み合わせで彩られています。日常の中に潜む、甘さや辛さ、酸っぱさを感じさせるストーリーが展開し、読者は笑いや共感を覚えることでしょう。

サブキャラクターたちの特別寄稿

また、本書の発売を記念して、他の漫画家たちからの特別寄稿も注目です。『家が好きな人』の井田千秋先生や、『マダムたちのルームシェア』のseko koseko先生が、作品への愛情とリスペクトに満ちたイラストを寄せています。これらの寄稿イラストは、作品のさらなる魅力を引き立てており、ページをめくるたびに嬉しさを感じていただけることでしょう。

味わい深い人間関係の描写

本作のテーマは食事だけではありません。レモンに砂糖をかけることで味わいが変わるように、登場人物たちの関係性も描かれています。甘さ、辛さ、酸っぱさが交錯することで、彼女たちの絆が深まっていく様子は、まさに人間関係の相互作用を映し出しています。これにより、ただのグルメコミックにとどまらず、心温まる物語としても楽しめる内容となっています。