福岡市発の新しい農業モデル!OYASAIがスタートアップ支援で成長を目指す
都市部における農業の未来を切り開くプロジェクトが、福岡市で進行中です。その名も「OYASAI」。福岡市中央区に本社を置くこの株式会社は、選抜型短期集中アクセラレーションプログラム「High Growth Program」に採択され、今後のさらなる成長が期待されています。
OYASAIとは?
OYASAIは、「AI制御の屋内型水耕栽培ユニット」を駆使して、未活用の都市空間に地産地消型のスマート農園を展開しています。創業は2025年4月ですが、代表の國村隼太氏は24歳の時に水耕栽培による野菜生産と販売を手がけた経験を持ち、その活動は次世代型農業のパイオニアとして注目を集めています。OYASAIは、持続可能な食のインフラを構築するために、福祉・教育・飲食といったさまざまな分野と連携しながら成長を目指しています。
「High Growth Program」とは?
先日、OYASAIが採択された「High Growth Program(HGP)」は、福岡市が推進するスタートアップ支援プロジェクトです。福岡市は、自らを「世界に伍するスタートアップ都市」とするため、地域のスタートアップ企業への支援を強化しています。このプログラムでは、選ばれた企業に対し、専門家によるメンタリングや資金調達のマッチング、ビジネスマッチングなど、企業のニーズに応じたサポートを行います。
毎年約10社のスタートアップが選ばれ、OYASAIは2025年度の採択企業に選ばれたことが大きなニュースになりました。これにより、OYASAIは福岡市内での地産地消型スマート農業モデルを確立し、さらなる発展が期待されます。
OYASAIが目指す未来
OYASAIの代表、國村氏は、「3000種育てた、野菜くん。」というキャッチフレーズのもと、都市空間における食の自給モデルを展開しています。行政や大手企業との連携プロジェクトも進行中で、すでに300本以上のメディアに出演し、各種ビジネスコンテストで受賞歴があるなど、業界での存在感を増しています。
加えて、OYASAIはスマートユニットのリース事業や、遊休地、駅構内、ホテル、飲食店など多様な施設における緑化事業でも提案を行っています。これにより、様々な業態における脱炭素事業の推進や、家庭での導入も視野に入れた活動を展開中です。
どうやって利用できるの?
OYASAIでは、スマート農業の社会実装を推進中で、農業×福祉、教育、飲食業、施設内の緑化、多用途活用、さらには地産地消型の商業施設への導入など、あらゆるニーズに応じた提案を行っています。興味のある方はオフィシャルサイトにて導入相談を受け付けており、自由に問合せが可能です。
公式サイトURL:
OYASAI公式サイト
問い合わせフォーム:
お問い合わせ
メール: info@oyasai-japan.jp
まとめ
OYASAIの成長が期待されるなか、これからの農業モデルはどう変わるのか、私たちも注目していきたいところです。新しい農業の形、私たちの食の未来を共に育んでいきましょう。