クリストフ・コワン来日
2025-02-25 14:31:07

チェロの巨匠クリストフ・コワンが贈る至高の音楽体験

クリストフ・コワンのチェロ・リサイタルがついに日本へ!



2025年4月18日、東京都千代田区の日経ホールにて、著名なチェリスト、クリストフ・コワンによる特別なリサイタルが開催されます。この公演は、第557回日経ミューズサロンの一環として行われ、年に一度の貴重な機会となります。彼は古楽とモダン楽器間を自由に行き来する演奏家として知られ、その演奏は聴く人々の心を掴んで離しません。

クリストフ・コワンの経歴


クリストフ・コワンは、フランス出身の著名なチェリストであり、ガンバ奏者でもあります。若い頃から優れた音楽教育を受け、特にウィーンでのニコラウス・アーノンクールとの出会いは彼の音楽活動に大きな影響を与えました。彼は古楽とモダン音楽の演奏において、世界中の一流アンサンブルとの共演が豊富で、数々の名だたる音楽家たちと共演してきました。特に、アーノンクールが指揮するウィーン・コンツェントゥス・ムジクスや、サヴァールによるエスペリオンXX、ホグウッド率いるエンシェント室内管との関係は非常に特筆すべきものです。

1978年から79年には、バーゼルでジョルディ・サヴァールからヴィオラ・ダ・ガンバを学び、その後、1984年にアンサンブル・モザイクを結成、1985年にはモザイク弦楽四重奏団を設立します。これにより、彼は現代における古楽の演奏に卓越した地位を築いていくのです。

リサイタルの見どころ


今回のリサイタルでは、ピアニストの金子陽子とのデュオでメンデルスゾーンやブラームスの名曲を中心に演奏します。特に注目すべきは、メンデルスゾーンの協奏的変奏曲やチェロ・ソナタ第1番、ブラームスのチェロ・ソナタ第1番がプログラムに組まれている点です。これらの作品は、ドイツロマン派音楽の豊かな表現が詰まっており、コワンの深い理解と卓越した演奏技術によって、新たな命を吹き込まれることでしょう。

出演者プロフィール


クリストフ・コワン(チェロ)


音楽の世界で広く認められているコワンは、古楽への情熱を背景に、多様なスタイルを融合させています。彼は1988年以来、フランスにてチェロの教育にも力を入れ、後進の指導に尽力しています。

金子陽子(ピアノ)


桐朋学園で学んだ後、フランスに渡り、さらなる研鑽を積んで国際的に活躍するソリストの金子陽子。彼女は、パリ国立高等音楽院で優れた音楽教育を受け、室内楽奏者としても高い評価を得ています。

開催情報


  • - 公演名: クリストフ・コワンチェロ・リサイタル
  • - 日時: 2025年4月18日(金)
  • - 会場: 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7)
  • - 開場: 18:00、開演: 18:30(上演時間:約2時間)
  • - チケット料金: 一般4,000円(全席指定・税込)
* 未就学児童の入場は禁止です。

この特別なリサイタルは、聴衆にとって忘れられない音楽体験となることでしょう。ぜひ、チケットを手に入れて、クリストフ・コワンが織りなす音楽の世界を共に体感しましょう!


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