減塩食器『エレキソルト』がグッドデザイン金賞を受賞
2025年度のグッドデザイン金賞を受賞したキリンホールディングス株式会社の減塩サポート食器『エレキソルト』が話題になっています。これは、減塩を実践している方々が、よりおいしく食事を楽しむ手助けをするために開発された新しいタイプの食器です。
受賞の背景と特徴
『エレキソルト』は、塩分摂取の過剰が問題視される中で、食事を楽しむための新たな選択肢を提供することを目的としています。審査委員からも評価された新規性の高さ、具体的な機能性、そして包括的な減塩促進の取り組みが、受賞の決め手となりました。食器のデザインには、電気味覚の技術が組み込まれており、塩味を増幅することで無理なく減塩食を実践できるようになっています。
この食器は、スプーンとカップの2つの商品があり、どちらも日常の食卓で使いやすい工夫が盛り込まれています。特に、開発者は減塩食の味気なさから問題意識を持ち、ユーザーの声を反映させる形で進化を遂げてきました。
実際の開発過程と続く取り組み
もう一つ注目すべきは、食器開発の過程で行われたオリジナルレシピの開発や減塩イベントの実施です。これにより、ただの商品開発にとどまらず、減塩意識を高めるための包括的な活動が行われています。例えば、食べたいメニューを意識したレシピ提案や、体験型イベントを通じて多くの家庭に減塩の楽しさを広めようとしています。
エレキソルトのビジョン
『エレキソルト』の哲学は「おいしい食事のある人生を、すべての人に」というもので、社会的に重要な減塩課題に真剣に向き合っています。2024年5月には、第一弾として『エレキソルト スプーン』が発売され、2025年には新たにカップ型が加わりました。これにより、家庭での食事シーンがさらに豊かになることを目指しています。
受賞の喜びと今後の展望
受賞に際してキリンホールディングスの佐藤愛氏は、多くの人々に楽しんでもらうための工夫を凝らし続けていることを強調しています。グッドデザイン金賞を受賞したことで、さらなる挑戦を続け、健康価値を創造するための新たなステージに進む決意を語っています。
グッドデザイン賞とは?
また、グッドデザイン賞は1957年に創設され、国内外から多くの企業が参加するデザイン評価制度で、生活の質向上や社会課題解決のためのデザインが注目されています。特に受賞の象徴であるGマークは、優れたデザインへの信頼を象徴しています。
『エレキソルト』の誕生によって、減塩というテーマがいかに多くの可能性を秘めているかが再認識され、今後も多くの人に愛されていくことでしょう。私たちの食文化に新たな風を吹き込む『エレキソルト』に、これからも注目していきたいですね。