日清オイリオグループが目指す持続可能性の未来とは

日清オイリオグループ株式会社（社長：久野貴久）は、このたび国際的な非営利団体CDPが実施する企業の環境への取り組みに関する評価で、「気候変動」と「水セキュリティ」の2つの分野で最高評価の「Aリスト」に選ばれました。これは、環境保護に積極的に取り組む企業としての高い評価を示すもので、昨年に続き、「水セキュリティ」では2年連続での最高評価を獲得し、その取り組みが着実に進化している証と言えるでしょう。

環境への積極的なコンセプト

日清オイリオは、事業の根幹に植物資源を据え、自然環境の保護を自社の持続性と直結させています。今回の評価を受け、環境問題に対してさらに一歩踏み込んだ意識を持ち続け、次世代に豊かな地球を引き渡すためのさまざまな取り組みを進めることを誓っています。特に、脱炭素化、森林保護、そして水資源の管理においては、社会との共通の価値を創出し、持続可能な成長を実現することが最大の目的です。

CDP評価の背景

CDPは、700以上の機関投資家と連携し、企業に対して透明な環境情報開示を促進しています。評価は、企業の情報開示の包括性や環境リスクの認識、管理、目標設定などを基にAからD-までスコアリングされ、特に優れた取り組みを行う企業が「Aリスト」に選定される仕組みがあります。2024年には、24,800社を超える企業がこの評価に参加しており、その結果はグローバルスタンダードとして広く認知されています。

二年連続の「Aリスト」選定

日清オイリオは昨年も「森林」と「水セキュリティ」の2分野で「Aリスト」に選ばれており、特に「水セキュリティ」においては2年連続の受賞です。これに関連して、同社の海外子会社であるIntercontinental Specialty Fats Sdn. Bhd.（ISF）も「森林」部門で「Aリスト」に選ばれるという好成績を収めました。これらの成果は、企業の環境への配慮がどれだけ深く浸透しているかを示すものといえるでしょう。

社会への責任と未来への責務

環境に対する責任は企業の義務であり、日清オイリオグループは具体的な行動を通じてその責任を果たす所存です。脱炭素化社会の実現に向けた取り組みや、水資源の保護、森林の保護においては、今後も高い意識を持ち続け、持続可能な社会づくりに貢献します。このような姿勢を貫くことで、日清オイリオグループは、社会との調和を図りながら、持続的な成長を目指して活動を続けていくことでしょう。

日清オイリオグループの取り組みは、企業だけでなく、私たち一人一人が環境問題に対して真剣に考えるきっかけとなるでしょう。持続可能な未来を実現するためには、全ての人が関与し努力することが大切です。日清オイリオの取り組みがその一助となることを期待しています。