神戸ファッション振興事業「Kobe Fashion Meeting VOL.0」レポート
2025年2月27日、神戸ファッション協会の主催で行われた「Kobe Fashion Meeting VOL.0」に株式会社ワールドが参加しました。このイベントは、神戸のファッション産業の活性化および次世代への文化継承を目指し、ファッションを学ぶ学生や企業、行政、クリエイターなどが集結する機会です。ファッションショーやトークショーを通じて、参加者同士の相互理解を深めることが目的とされています。
神戸は「おしゃれの街」として、独自の「ハイカラ」文化を持っている地域。しかし、近年の流通構造の変化や消費者のニーズの多様化、そしてグローバルな競争が影響し、新たな提案が求められています。さらに、次世代にこの文化を受け継ぐため、価値観の再構築と新しい交流が必要とされています。
今回の「Kobe Fashion Meeting VOL.0」では、ファッションを学びたい学生や神戸のアパレル企業、行政、小売業者、そしてクリエイターが集まりました。ワールドは「サステナブルセミナー」「サステナブル素材ブランドによるファッションショー」、さらには神戸企業による合同ファッションショーに参加。特に、サステナブルな取り組みを強調しました。
ワールドのサステナブルな取り組み
サステナブルセミナー
ワールドのSDGs推進室の山本雄太が登壇し、サステナブルな取り組みの重要性を広く伝えました。ファッション業界における持続可能性の必要性を理解しやすく解説し、参加者はこれからのファッションがどうあるべきかを考える貴重な機会となりました。
ファッションショー
次に行われたファッションショーでは、ワールドグループのサステナブル素材「CIRCRIC」を使用したアイテムが紹介されました。このブランドでは、リサイクル素材を用いてファッションの未来を形作る提案を行っています。観客は、古着とサステナブル素材の組み合わせによる革新的なスタイルに度肝を抜かれました。具体的なブランド名としては「アンタイトル」「インディヴィ」「オペーク ドット クリップ」「グローブ」「デッサン」などが紹介されました。
神戸企業による合同ファッションショー
ワールドは主催者である神戸ファッション協会や他の神戸企業との合同ファッションショーにも参加し、それぞれのブランドの個性や特色を活かしたコーディネートで会場を彩りました。特に「ビーリリースト」というアップサイクルブランドでは、新たな価値を生み出すためのユニークなアプローチを展示しました。
イベントの総括
終了後には、参加者全員での集合写真が撮影され、イベントの成功を祝いました。神戸ファッション美術館のオルビスホールで行われたこのイベントは、神戸ファッションの未来を語るうえで重要な足がかりとなったことでしょう。ファッション業界のサステナビリティが求められる中、神戸のファッションコミュニティーが今後どう発展していくのか、引き続き注目していきたいと思います。ワールドの取り組みが、今後のファッションシーンにどのような影響を与えるのか非常に楽しみです。