和歌山ニットの魅力
2025-10-20 11:08:41

和歌山県の靴下から誕生した新たなニットの魅力とは?

和歌山の伝統と革新を発信する「WAKAYAMA KNIT PROJECT」



和歌山県は、日本のニット産地として長い歴史を有し、世界のファッション市場でも高品質な素材を提供し続けています。2025年10月31日から11月3日まで、代官山の蔦屋書店で開催される「WAKAYAMA KNIT PROJECT 第3弾」は、和歌山のニット工場とデザイナーたちが協力し、地域産業の魅力を広く発信する取り組みです。このイベントは、和歌山の伝統技術を次世代へ伝えるだけでなく、新たな視点からのデザインを提案します。

イベント概要



この展示販売イベントは、4日間にわたって行われ、入場は無料です。会場では、和歌山ニットを使用したオリジナル製品の展示・販売が行われます。また、特に注目したいのは、来場者向けに提供される「KIDS アイロンプリントTシャツ ワークショップ」です。参加者は、自由にデザインしたTシャツを作成する体験ができます。このプログラムでは、和歌山産の「LOTUSコットン」を使用し、質感の良い素材での制作を楽しむことができます。ワークショップは10:00から17:00まで、予約不要で与えられた空きに応じて参加が可能で、お子様連れでも安心です。

参加企業と素材「LOTUS」



イベントには、エーベル鈴木や株式会社エイガールズなど、11社の企業が参加します。特に注目の素材「LOTUS」は、「宝石の綿」とも呼ばれ、希少なスビンコットンが使用されています。各企業は、この素材を奉じて、それぞれの技術を駆使した製品を展開。和歌山の高度な編み技術は、肌触りや着心地においても優れた結果を生み出しています。

伝統と未来をつなぐプロジェクト



「WAKAYAMA KNIT PROJECT」は、和歌山県のニットジャージー生地の生産工場が連携し、地域文化の継承を目指しています。過去のユニセックスデザインに加え、今季は女性向けの新たなデザインも多く展開。これにより、和歌山の伝統的なニット技術と革新が融合した、新たなファッションの可能性を提案します。

プロジェクトの代表である山下智広氏は、「和歌山のニット産地をブランディングしていきたい」と述べており、技術と文化を次世代に伝える重要性を強調しています。日本の職人の技術は一朝一夕には真似できない貴重なもの。このプロジェクトは、単なる商業活動にとどまらず、文化やクリエーションの再生を目指しています。

和歌山から世界へ



「WAKAYAMA KNIT PROJECT」は、地域に根差した素材と技術を活かし、未来のファッションを創造する挑戦です。国内外のメディアやデザイナー、バイヤー、そして消費者に向けて、和歌山ニットが持つ新たな価値を伝えることで、持続可能な産業支援を目指しています。

和歌山のニットが描くのは、伝統を基にした革新の物語。これからのファッション界において、和歌山ニットの魅力を体感できるこのイベントは、新たなスタート地点となることでしょう。ぜひ、お見逃しなく!


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