2024年12月エンタメブランド調査結果！推しファンの心を掴むブランドとは

エンターテインメント業界が日々進化を遂げる中、企業やファンの動向を把握するための調査は欠かせないものとなっています。GEM Partners（ジェムパートナーズ）が実施した2024年12月の「推しエンタメブランドスコープ」の結果をもとに、現在のエンタメブランドのトレンドについて深掘りしていきましょう。

推しファン人数1位はYouTube！

2024年12月の「推しファン人数」ランキングのトップに立ったのは、『YouTube』です。推しファンの人数は127万人に達し、前月から1万人の増加を記録しました。この驚異的な数字は、クリエイターや多様なコンテンツが常に更新され、ファンとの距離が近いために実現可能となったのです。また、「接触日数」でも前月と変わらず1位を獲得しており、多くのファンが日常的に利用している証拠と言えるでしょう。

ONE PIECEのトレンドは？

続いて、推しファン人数ランキングの2位に輝いたのは『ONE PIECE』です。ながらく1位をキープしてきましたが、今月は前月比で17万人の減少となり、少し順位を下げました。この変化は、昨今の他作品の人気浮上や、新たなコンテンツの発表に影響されています。しかし、『ONE PIECE』の根強い人気は未だ健在であり、ファンからの長く愛されるキャラクターを持つことがその要因でしょう。

『ダンダダン』が急上昇！

3位にランクインしたのは、急成長を見せる『ダンダダン』です。11月には初めてのTOP10入りを果たし、さらに12月には28万人増の100万人を達成しました。若年層を中心に支持を受けている『ダンダダン』は、話題性やソーシャルメディアでの拡散が影響しており、ファンの熱意が結果につながったと考えられます。

支出金額と接触日数から見るエンタメブランドの経済価値

調査において、「推しエンタメブランド価値」の指標が注目されています。この指標が高いほど、ファンがそのブランドにどれだけの情熱を注いでいるのかがわかります。その中で『Snow Man』が3カ月連続で首位を獲得しました。推しファン人数は前月から16万人増加し、支出金額は10億円の増加、接触日数も179万日とすべての面で成長を見せています。推しエンタメブランド価値は9,000GEMを突破し、エンタメ業界における大きな存在感を放っています。

エンタメブランドの価値を伸ばす方法とは？

エンタメブランドの価値を上げるためには、ファンとの接点を増やし、彼らの心を掴むコンテンツの提供が不可欠です。SNSやYouTubeなどのデジタルプラットフォームを利用し、ファンとの距離を縮めることが肝心です。特に、リアルタイムでのコミュニケーションを意識したマーケティングが効果的です。また、イベントやコラボレーションを通じてファンを巻き込むことも一つの手段でしょう。