キリンのプラズマ乳酸菌、夏の健康管理に大注目！販売好調

キリンのプラズマ乳酸菌が好調！

キリンホールディングス株式会社が展開する「プラズマ乳酸菌」シリーズの販売が、2025年の上半期に前年同期比で約2割増という素晴らしい成績を収めました。この成長の要因は、消費者の健康意識の高まりにあり、多くの人々が体調管理に関心を寄せていることが伺えます。

上半期の好調な要因

1〜2月には冬の健康対策や受験シーズンにおける免疫の需要が高まり、さらに6月には急激な暑さに伴う夏の健康対策ニーズも増加しました。実際、6月の調査では、約9割の人々が「今年は暑さの本格化が早い」と感じ、約8割が「暑さに伴って体調管理意識が高まった」と回答しています。こうした需要の中、プラズマ乳酸菌が注目されています。

今年の6月は真夏日が多く、消費者は健康を意識するようになりました。この状況に応じて、広告やマーケティング戦略も効果的に展開され、健康な人の免疫機能の維持をサポートするプラズマ乳酸菌の信頼性がわかりやすく訴求されています。

主力商品の販売増

プラズマ乳酸菌を使用したサプリメントや飲料などの主力商品も好調です。例えば、サプリメントは前年同期比で約3割増という販売成績を示し、特に「Wケア」商品は約9割増と大幅に成長しています。また、「キリンおいしい免疫ケア Serie」の販売数量は4割増と好調で、6月には特別なプロモーションを行ったことが功を奏し、8割増という結果を出しました。

プラズマ乳酸菌の特長

「プラズマ乳酸菌」は、免疫の維持をサポートする独自の乳酸菌で、従来の乳酸菌とは異なる特長があります。世界初の研究で、免疫の核となるpDC（プラズマサイトイド樹状細胞）に直接働きかけることが報告されています。この研究は、キリン、小岩井乳業、協和発酵バイオが協力して進めており、多数の論文発表も行われています。

カテゴリー別の販売動向

サプリメントの「iMUSE（イミューズ）」シリーズは前年比約3割増と、全チャネルで積極的な販促が実を結びました。特に内臓脂肪や睡眠対策を考慮した商品は人気が高まり、さらなる中核商品となっています。

飲料部門においても、プラズマ乳酸菌入りの商品は販売数量が前年同期比約1割増と好調です。特に、おいしい免疫ケアシリーズでは6月の単月で8割増の成長を遂げ、これまでヨーグルトや乳酸菌飲料を購入していなかった顧客へのアプローチが効果を上げ、更なる需要を引き出す結果となりました。

ヨーグルト市場でも「小岩井免疫ケアヨーグルト」の販売が好調であり、特に大容量タイプが人気です。また、国内外の協力による新たな機能性表示食品の展開が実現し、免疫ケアの習慣が広がることに寄与しています。

海外展開と未来

プラズマ乳酸菌は国内に限らず、海外市場でも順調に成長しています。特にアジア市場では、共同開発した商品が新たに発売されることで、ブランドの国際的なプレゼンスが高まっています。これからも、キリングループは、ヘルスサイエンス事業を強化し、健康ビジネスの最前線で価値を創出し続けることでしょう。

このように、プラズマ乳酸菌シリーズは今後ますます期待される存在です。夏の健康管理に役立つアイテムとして、多くの人々に愛用され続けることでしょう。