デイブレイクが海を越えた冷凍寿司の挑戦
デイブレイク株式会社が、この度、日本からアメリカへの冷凍寿司の海上輸送を成功させたと発表しました。この会社は、高品質な冷凍商品の開発・企画を行う企業で、特殊冷凍テクノロジーに特化しています。今回の取り組みは、冷凍食品の国際輸送における革新をもたらしました。
コールドチェーンの実現に向けて
デイブレイクは、この夏から冷凍寿司の海外輸出に乗り出し、特にアメリカ市場への展開に注力しています。同社が取り入れたのは、保冷・断熱材を駆使した独自の研究成果です。アメリカへの海上輸送は通常1〜2か月かかりますが、デイブレイクはこの間、最適なコールドチェーンを維持し、冷凍寿司の品質を損なうことなく届けるための研究を進めてきました。
実際、2024年11月にはニューヨークとロサンゼルスで開催される「2024 JAPANESE FOOD EXPO」に出展し、現地の飲食業界関係者や消費者から高い評価を受けることに成功しています。
厳しい環境でも守られた品質
冷凍寿司がアメリカ市場で好意的に受け入れられることが分かり、デイブレイクはコールドチェーンの研究により、一つの成果を得ました。輸送船内で-25℃の環境を保ちつつも、港や倉庫、そして店舗への陸上輸送時の外気との接触による温度上昇リスクを克服するため、保冷効果のある段ボールと高性能断熱材の組み合わせを研究しました。
温度変化が計測され、実証試験では外側の温度が最高17℃に達しても、内部の温度は最高-3.75℃を維持しました。この成果は、冷凍食品の品質にとって極めて重要であり、デイブレイクの技術力の高さを証明するものです。
評価、そして未来へ
店舗には、出荷時と変わらず高品質の冷凍寿司が到着しました。現地の店舗責任者からは、「見た目・味ともに良質」という評価を得ることができ、デイブレイクの取り組みが完全に成功を収めたことを示しました。
今後、デイブレイクはさらに海外輸出を推進し、コールドチェーン技術の向上を目指して研究を続けていくことを宣言しています。これからも、デイブレイクの特殊冷凍技術に注目が集まりそうです。
特殊冷凍機「アートロックフリーザー」とは
デイブレイクが開発した特殊冷凍機「アートロックフリーザー」は、急速かつ均一に凍結することができ、食品の品質を保つための重要な技術です。導入先は700社を超え、多くの企業に支持されており、食材の風味や食感を保つために役立っています。
デイブレイクの今後に期待
デイブレイク株式会社は、創業以来、「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」ことをミッションとして掲げ、特殊冷凍テクノロジーを駆使した様々なビジネスを展開しています。今後も冷凍食品の品質保持に挑戦し、業界の課題を解決していくことでしょう。デイブレイクの今後の展開に期待が寄せられています。