沖縄から世界へ届けるエンタメの挑戦、X BORDER 2025
2025年7月20日、沖縄コンベンションセンターにてXBP株式会社が主催するエンターテインメントイベント『X BORDER 2025』が開催されました。本行事のテーマは「想像のボーダーラインをひろげる」。新たなIP(知的財産)や文化、エンターテイメントを広めるこのイベントは、沖縄から日本、そして世界へとその波及効果を目指しています。
多彩なプログラム
イベントの柱となったのは三つの重要なセクションです。ひとつ目は、
『X Live』と題された音楽ライブ。ここでは、SNSで注目を集めているアーティスト、Rin音さんとyamaさんに加え、沖縄出身のラッパーRITTOさんが登場し、観客を熱狂の渦に巻き込みました。Rin音さんは「snow jam」や「夜明乃唄」などのヒット曲を披露し、yamaさんも多様な曲を全力でパフォーマンス。会場は彼らの才能に酔いしれていました。
続いて、
『Creator Award』という映像コンペティションも行われました。ここでは新たなクリエーターの才能を発掘し、評価するための場が提供されました。審査員として映画コメンテーターのLiLiCoさんや監督の品川ヒロシさんらが参加し、受賞者たちにその栄光を手にした瞬間が与えられました。このコンペティションからは、桐本絵梨花監督の『不倫届』が作品部門でグランプリに選ばれ、その結果、優秀なクリエイティブが生まれる瞬間が見られました。
最後に、
『X Talk』ステージでは、業界の著名人たちが集結し、エンターテインメントの未来や日本のIPビジネスの可能性について情熱的な議論を展開しました。各パネリストが自身の経験を語り、そこから見えた「物語性」の重要性や、文化の伝承について深いメッセージが投げかけられました。
熱い戦いが繰り広げられた『X BORDER FIGHT』
展示棟では、ブラジリアン柔術の試合や初代タイガーマスク佐山サトル氏が創設した新競技「アルティメットシューティング」の試合が行われ、観客はスリリングな戦いに釘付けになりました。特に、沖縄ならではの熱気に包まれた会場では、出場選手たちが魂を込めて戦い抜く姿が印象的でした。審査員や観客の応援を受けながら、各試合は白熱し、一秒も目が離せない展開が続きました。
未来へ繋がるイベントの意義
『X BORDER 2025』は、沖縄から発信されたエンタメの未来を示す重要なイベントでした。多種多様なエンターテインメントが融合し、新たな文化が生まれる瞬間を目の当たりにし、来場者にとっても大変めずらしい体験となったことでしょう。かわらず、XBP株式会社は今後も新しいクリエイターの発掘、支援を続け、さらなる地平を求めていくことを約束しています。このイベントを通じて、沖縄、ひいては日本のエンターテインメントが世界へと羽ばたく日が待ち遠しいですね。