ヨーロッパの装い展
2025-03-13 12:03:01

優雅な化粧文化に触れる「ヨーロッパの装い」展を訪れて

ポーラ文化研究所で特別な展覧会「ヨーロッパの装い」展が開幕



東京・港区南青山にあるポーラ文化研究所の化粧文化ギャラリーで、2025年4月6日から9月26日まで「ヨーロッパの装い」展が開催されます。この展覧会では、19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパ社会における化粧文化の変遷をファッションと結びつけながら紹介します。

展示の見どころ


展示されるのは、サン・ルイによる1900年頃のガラス化粧セットや、1860年のマルタンのワニス扇、リード・アンド・バートンが手がけたエナメル装飾化粧セットなど、当時の貴重な化粧道具や装身具です。これらの品々は、産業革命によって発展したビューティーの技術により、私たちが現在使用している化粧品や手法の基盤となるものであり、日本の化粧文化にも大きな影響を与えました。

展覧会のコンセプト


「ヨーロッパの装い」展は、ただの展示に留まらず、その時代の文化や風俗を学べる体験を提供します。化粧文化ギャラリーは、14㎡というコンパクトなスペースを有効活用し、化粧道具や装身具に加え、関連する書籍の展示も行います。これにより、訪れる人々が当時の美に対する考え方や、化粧が果たしていた役割について深く理解できるようになっています。

ギャラリートークとワークショップ


関連プログラムとして、展示企画の担当学芸員によるギャラリートークや、西洋の扇をテーマにしたワークショップも開催されます。これらのプログラムを通じて、来場者は展示品をただ見るだけでなく、体験し、学び、楽しむことができるのです。特に「扇言葉」と称されるコミュニケーション道具としての扇についての理解を深める良い機会です。

アクセスと料金


展覧会は入場無料で、木曜日と金曜日に開室しています。ただし、木曜日は予約制ですので、訪問を希望する方は事前に公式サイトから予約を行う必要があります。また、展示期間中には、人気の衣服標本家・長谷川彰良氏による特別ゲストトークイベントも開催される予定で、これも見逃せません。

まとめ


ポーラ文化研究所の化粧文化ギャラリーで開催される「ヨーロッパの装い」展は、19世紀から20世紀の化粧文化とファッションがどのように結びついていたのかを学ぶ貴重な機会です。優美な化粧道具や装身具に触れながら、時代を越えた美への憧れを感じてみてはいかがでしょうか?


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