サウス・ヒップホップ特集
2025-04-17 16:50:46

サウス・ヒップホップの歴史と未来を探るディスクガイドが登場!

南部ヒップホップの魅力を詰め込んだ新刊が登場!



2025年5月、注目すべき一冊が発売されます。それは、米南部のヒップホップを深く掘り下げ、300点を超える作品を網羅したディスクガイドです。この本では、アトランタを含むジョージア州、メンフィス(テネシー州)、ヒューストン(テキサス州)、ニューオーリンズ(ルイジアナ州)、マイアミ(フロリダ州)など、発展著しい南部の音楽シーンの重要作品が一挙に紹介されます。

ヒップホップの中心地・アトランタ



2020年にニューヨーク・タイムズ紙によって「ヒップホップの中心地」として認定されたアトランタ。この地からは、アウトキャストなどの大御所アーティストが登場し、また最新のヒットを飛ばしているラッパー、トラヴィス・スコットの初来日公演も決定しています。このように、アトランタは過去から現在まで絶えずヒップホップの進化を牽引してきました。

強力な監修陣と執筆者



本書は、サウンド&レコーディング・マガジンで表紙を飾ったビートメイカーのLil'Yukichiと音楽ブロガーのアボかどが監修。彼らは、現代ヒップホップシーンにおいて重要な位置を占めています。また、執筆陣にはAtamic Dogg、天野龍太郎、アンダーソン夏代などの多様な視点を持つライターが参加しています。彼らの手によって、南部ヒップホップの神髄が丁寧に解説されているのです。

豊富な内容と魅力的な目次



このディスクガイドは、章立てがしっかりと構成されており、「Put Yo Hood Up」では2000-2005年の音楽シーンを振り返り、「Trap or Die」では2006-2012年のトラップ音楽を掘り下げます。さらには「Still in the Paint」で2013-2025年の展望を語り、「Trill O.G.」では90年代の音楽的影響を分析しています。各章には、アーティストのインタビューやコラムも豊富に掲載されており、読み応え抜群です。

南部のカルチャーを知る



特に面白いのは、各地域の特性や文化が反映されたコラムや、食文化に関する章もある点です。例えば、「Chicken Talk」ではBBQチキンウイングのレシピが掲載されており、南部文化の一端を垣間見ることができます。このような工夫により、音楽だけでなく、サウス・ヒップホップが育まれた地域のライフスタイルそのものを楽しむことができます。

書誌情報



『サウス・ヒップホップ・ディスクガイド トラップ・ミュージックを生んだ南部のラップ史』はA5サイズで168ページ。価格は本体2,800円+税。発売は2025年5月23日です。

このディスクガイドを手に取ることで、あなたも南部ヒップホップの奥深さに浸り、音楽の歴史を改めて感じることができるでしょう。今後の音楽シーンは、彼らの音楽によってどう変化していくのか、目が離せません!


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