新しい海苔体験！波型ザクのりチップス登場で楽しむヘルシースナック

海苔業界に新しい風を吹かせる製品、株式会社小善本店の「ザクのりチップス旨味しょうゆ味」が2025年9月1日に発売されます。130年もの歴史を持つこの老舗海苔メーカーが世に送り出すのは、スナック感覚で楽しむことができる全く新しい海苔のカタチです。

海外からの声が生んだ新しいアイデア

この新商品は、特に東南アジアの海苔市場からのニーズを受けたものです。日本では主にご飯と一緒に食べられる海苔ですが、海外ではそのままでも楽しめるスナックとしての需要が高まっています。そこで、商品開発チームは「スナック感覚で食べられる海苔」を目指し、新しい商品の開発に着手しました。

形状の革新に挑む

商品開発の初期段階で、チームは海苔の食感に注目しました。従来の海苔の食感はたしかに「パリパリ」や「サクサク」ですが、スナックと比べるとその食べ応えには限界があります。そこで、より立体的な海苔の形状を追求することに。

偶然、開発担当者が「かっぱ橋道具街」を訪れた際に目にした「鬼簾」が、波形状の海苔のヒントとなりました。この伝統的な道具の構造を取り入れることで、理想的な食感を実現することができる見込みが立ったのです。

革新的なタレの開発

形状だけでなく、調味液の開発も一筋縄ではいきませんでした。一般的な味付け海苔のタレは、時間が経つと手がベタつくという欠点があります。そこで、長年の協力関係にある調味液メーカーと共に、手がベタつかない革新的なタレの開発に成功。これにより、外出先でも気軽に楽しめるスナックとして仕上げられました。

完成した「ザクのりチップス」

「ザクのりチップス旨味しょうゆ味」は、海苔とポテトチップスの中間とも言える新しい食感を提供します。波形状のデザインが空間を生み出し、噛んだ瞬間に心地よい食感を感じられるだけでなく、味の感じ方にもタイムラグを生むことで深い味わいを楽しむことができます。そのデザインは、噛み応えを重視し、味わいをしっかりと広げるために計算されています。

ヘルシー志向にも応える

健康志向の高まりに応じて、このスナックは低カロリーに設計されています。1袋（8g）のカロリーはわずか27kcal。一般的なポテトチップスが約540kcalであることを考えると、約1/20のカロリーは驚異的です。ダイエット中の方や健康を気にする方にも安心して楽しんでもらえる新しい選択肢となるでしょう。

130年の歴史に挑む

明治27年の創業以来、巧みな技術と革新を融合させてきた小善本店。この「ザクのりチップス」は、その伝統を守りつつ新しい挑戦をしています。レーザーカット技術を用いた「のりあーと®」や、粉砕した海苔で新たな味わいを提供する「のりカケルくん」など、常に進化し続けています。

「ザクのりチップス旨味しょうゆ味」は、子供から大人まで楽しめる商品です。今後のスナック市場にどのような影響を与えるのか、ぜひご注目ください。新たな海苔の楽しみ方を、あなたも体験してみませんか？