浜名湖の新たな象徴『でしこ』がシーフードショー東京に初出展!
日本のうなぎ養殖発祥の地、浜名湖。そこで125年間の歴史を誇る浜名湖養魚漁業協同組合が、2025年8月20日から22日に東京ビッグサイトで開催される「第27回 ジャパン・インターナショナル・シーフードショー東京」にて新たなブランド『でしこ』を初めて出展します。ブース番号はU-62、岩谷産業株式会社との共同出展で、彼らはうなぎの育成に最適な環境を提供する温水ボイラを供給し、浜名湖の養殖事業を支えています。
伝統と革新が生んだ“最高傑作”
『でしこ』は、ニホンウナギの資源減少や生産コストの高騰という厳しい状況の中で生まれました。かつて400を超える養鰻家が存在した浜名湖も、今やその数は27軒に減少。これを機に、生産者たちは「浜名湖うなぎの未来を守る」という決意のもと、経験と技術を結集し、うなぎの常識を覆す新たな存在へと挑みました。ブランド名の『でしこ』は、「伝統(でんとう)」「進化(しんか)」「幸福(こうふく)」を届ける願いを込めて名付けられています。
クラウドファンディングで証明された支持
『でしこ』は、2024年12月にクラウドファンディングサイト「Makuake」での先行販売を行い、目標金額である50万円を大きく上回る1,533万円が集まりました。この結果、Makuakeにおいて日本一の応援購入総額を記録しました。これは地域の人々やうなぎ愛好家からの圧倒的な支持の証です。
飲食業界からの高評価
現在、多くの飲食店舗や百貨店からの問い合わせが続々と寄せられており、東京、京都、大阪を中心とした高級飲食店でも採用が進んでいます。一流の飲食店のシェフたちにとっても評価され、柔らかくジューシーな肉質がプロの舌をも唸らせています。
出展概要と新たな食体験
シーフードショーでは、『でしこ』の白焼きの試食も受けられ、味わいの深さを直接体感できます。また、生産者による品質や養殖方法の説明もあり、参加者は一口食べるだけでその違いを実感できるでしょう。『でしこ』の特徴は、肉厚でしっかりとした食感、脂ののり、そして旨味の濃さです。特に、その肉厚さは、口に入れた瞬間に弾力のある食感が広がり、一噛みごとに旨味が増していきます。
未来を見つめて
『でしこ』の開発者である浜名湖養魚漁業協同組合の代表理事である外山 昭廣氏は、「125年の歴史と未来への希望そのもの」と語ります。伝統の技術と最新技術を融合させることで、過去にはない価値を持つうなぎが誕生しました。シーフードショーで多くの業界関係者と出会い、うなぎの新しい未来を共に創造することを心より願っています。ぜひ、ブースにお立ち寄りください。
素材へのこだわり
『でしこ』は、徹底した品質管理と厳しい基準を設定し、育成されています。じっくりと養殖されることで、ふんわりとした柔らかさとしっかりした旨味を実現し、焼き上げると香ばしい香りが広がります。これらの特長が一つとなり、自然の恵みを最大限に引き出した一品が完成しました。
浜名湖養魚漁業協同組合は、1949年に設立され、現在27軒の養鰻家が加盟。今後も「土づくり、水づくり、人づくり」を基本に、高品質で安全なうなぎを提供し続けます。みなさまも新しい『でしこ』の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。