食のアートが生まれる瞬間
京都の伝統と現代の感性が融合した新たなスイーツが、2025年の「芸術祭 in CHOURAKUKAN」に登場します。それは、立命館大学 食マネジメント学部との共同開発による特別なコラボレーションパフェです。このパフェは、京都の名物食材である湯葉を基にした、そのまさに芸術的な一品として、多くの人々に親しまれることを目指しています。
コラボレーションパフェの魅力
本パフェは、「京の和と洋」をテーマに設計され、学生の独自の提案を生かし制作されました。特に注目されるのは、湯葉の持つ滑らかな食感と自然な甘みを引き立てるレシピです。使用されるのは、五条御前にある老舗・京ゆば専門店「湯葉弥」の「汲み上げ湯葉」。この美味しい湯葉をレアチーズ風に仕立て、レモンやメープルシロップを添えて提供します。「湯葉」を通じて京都の食文化の新たな魅力を発信することを目指します。
イートインとテイクアウトが可能
提供形態も多様で、イートインとテイクアウトの両方で楽しめます。事前に購入した入場券で特典付きのパフェを楽しむことができるため、若い世代や観光客にもアクセスしやすい点が魅力的です。学生たちがこのプロジェクトでどのような学びを得たのかを、館内展示を通じて知ることもできます。
コラボレーションの背景
このプロジェクトの始まりは、コロナ禍による学生たちの発表の場を提供しようという思いからです。長楽館は、学生の感性を社会に生かす新たな試みとして、地域の文化資源と若い世代の視点を結びつける活動を行っています。学生たちが選んだ湯葉は、和の伝統を支える重要な食材であり、その可能性を探求することがこのプロジェクトの趣旨です。
彼らは実際に「京ゆば 湯葉弥」を訪れ、製造者から湯葉の魅力とその製造過程について学びました。この経験を通じて学生たちは湯葉の深い理解を得、当日の展示でその魅力をしっかりと伝える準備をしています。
美味しさの秘密
次に、学生たちが提案した「湯葉」を使ったパフェは、長楽館のパティシエによって具体化されました。試作品の試食を行い、意見を交わすことで最終的な盛り付けや味の調整が行われ、皆の協力によって完成に至りました。
学生たちの思い
「初めて訪れた長楽館で感じた和洋折衷の魅力をパフェとして形にできたことに、とても嬉しく思います。湯葉を用いた新しい味わいを楽しんでいただければと思っています」と、立命館大学の学生たちは語ります。彼らの情熱が作り出すこのパフェは、ただのスイーツではなく、伝統と革新を融合した食のアートです。
開催概要
- - イベント名: 立命館大学 食マネジメント学部コラボレーションパフェ
- - 提供日時: 2025年9月28日(日)11:00~18:30(18:00L.O.)
- - イートインの場所: 本館1階 LIBRARY BAR MADEIRA・LE CHENE・球戯の間、新館1階 南パティオ
- - テイクアウト価格: 1,000円
- - 事前購入: 入場チケット付コラボレーションパフェ 1,500円
- - 予約リンク: 事前購入サイト
この芸術祭コラボレーションパフェは、文化の継承と新たな表現の場となることでしょう。来場者の皆様には、湯葉の新たな魅力を体験し、京都の文化を感じる素敵な時間を過ごしていただきたいと思います。