PeakyHikersの新米販売
2025-10-29 10:00:28

VTuberユニット「PeakyHikers」が新米6.3トンをファンに届ける挑戦

群馬県を拠点に活動するVTuberユニット「PeakyHikers」は、今年も新米の販売プロジェクトを展開します。収穫された新米の総量はなんと6.3トン、これは約42,000合、さらにはお茶碗約83,000杯分にも相当します。2025年10月30日午後11時から販売が開始されますが、その量は日本人1人当たりの年間米消費量に換算すると124年分という驚きの規模です。このプロジェクトは、農業とデジタルの融合を目指し、ファンの皆さまに新たな体験を提供します。

PeakyHikersは、夫婦から成るVTuberユニットであり、毎年恒例の新米を通じて、ファンにダイレクトにその成果を届ける試みを行っています。日本は食文化の中で米が重要な位置を占めますが、最近の調査では米の消費量が減少しており、農業従事者も年々少なくなっています。それに対する解決策の一つとして、PeakyHikersは「お米離れ」や「農業の担い手不足」についての意識向上を目的とした取り組みを行っています。

「農業の魅力を再発見し、次世代へつなぐ挑戦」というビジョンを持つPeakyHikersは、農作業の模様を動画で共有し、ファンとともにその成長過程を見守ります。お米の販売はただの物販ではなく、農業を身近に感じてもらうための橋渡しとして位置づけられています。たとえば、VTuberのアルピナは田植機に挑戦し、その様子を撮影してファンに届けており、彼女の体験を通じて農業の楽しさを伝えています。

今回の新米販売では、群馬県産の「アサヒの夢」と「コシヒカリ」がラインナップされており、「アサヒの夢」は2kgが1,700円、5kgが3,700円、さらに10kgと30kgのサイズも用意されています。特に30kgの玄米は21,000円という設定です。一方で「コシヒカリ」の価格は、2kgが2,000円~、5kgが4,200円~となっており、すべての価格は税込み、送料は別途かかる形です。

農林水産省のデータによると、日本人の1人あたりの年間米消費量は約51kgにもかかわらず、近年米の消費は減少傾向にあります。1970年代には118kgを超えていたものの、昨今は50kg前後にまで落ち込んでおり、このトレンドを踏まえた取り組みとしてPeakyHikersは新たな販促を試みています。また、農業に従事する人数は過去30年で半減しているとの統計もあり、これらの社会課題への取り組みは意義深いものとなっています。

今後の展望としては、PeakyHikersは農業の楽しさを全国へ広めるために、新米の販売だけでなく、多様な農作物の生産や地域文化との連携を深めていくことを計画しています。そして、視聴者にも農業の魅力を感じてもらえるよう様々な施策を検討中です。

なお、新米販売開始を記念して、プレゼントキャンペーンも行われます。アルピナの公式X(旧Twitter)をフォローし、指定の投稿をリポストした方から抽選で10名に「ぴきはい米(あさひの夢)5kg」が贈られます。このキャンペーンは日頃の感謝の気持ちを込めたものであり、ファンと一緒に収穫を祝う企画として実施されます。応募期間は2025年10月28日から11月6日まで、当選者にはXのDMでご連絡があるとのことです。

PeakyHikersは公式オンラインショップを通じて、全国配送で新米の注文を受け付けており、さらに詳しい情報は公式サイトやYouTubeチャンネルで随時発信されています。ここで紹介した新米だけではなく、PeakyHikersの活動全般に興味を持ち、農業の新たなアプローチに触れてみてはいかがでしょうか。


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