タイ輸出支援プロジェクト
2025-11-18 14:08:44

日本食品をタイへスムーズに輸出するための新支援体制

日本食品をタイへスムーズに輸出するための新支援体制



株式会社HPS CONNECT(本社:大阪市北区)は、タイ向けの日本食品輸出を支援する新たな取り組みをスタートしました。グループ会社のHPS Trade(タイ・バンコク)と連携し、日本企業が直面する最大の壁「FDA申請」を含む煩雑な手続きをワンストップでサポートします。9年以上の現地輸入実績を生かし、スムーズな市場参入を実現します。

タイ市場の日本食需要


タイは親日国として知られ、日本文化や日本食に対する高い関心を持つ国です。2024年度のJetro Bangkok調査によれば、タイ国内には5,916店舗の日本食レストランが存在し、地方にもその分布が広がっています。定食屋や寿司、ラーメン、居酒屋といった多彩な業態が展開されており、高級店では本格的な日本産食材が求められています。訪日したタイ人旅行者が増加し、日本での食体験が現地での日本食への需要を高めているため、タイ市場は日本の食品事業者にとって大変魅力的な市場となっています。

しかし、タイへの食品輸出には現地FDA(食品医薬品局)への事前申請が必要であり、その手続きが複雑であるため、参入障壁となっています。例えば、ある日本企業が申請の不備により8ヶ月以上も貨物が港で滞留する事態が発生したこともあり、これがタイ市場への参入を目指す企業にとってのリスクを象徴しています。

HPS CONNECTの強み


HPS CONNECTとHPS Trade(タイ)は、タイ市場への進出に際して「壁」を突破するための具体的な支援策を提供します。

1. 圧倒的な現地経験
HPS Tradeの代表である飯野氏は、9年以上にわたりタイで多様な食品の輸入を行ってきました。この経験から得た知識とネットワークが、輸送・通関・規制対応の強力な基盤となっています。

2. FDA申請と通関のサポート
HPSは、実績に基づき、前述の悩ましいケースにおいても、サポートを引き継いだ後、約1ヶ月半でFDAの承認を取得し、輸入許可を得ることができました。同様に、2024年から2025年の間に行われた日本食展示会では、70社以上の日本企業のFDA登録を支援し、全ての参加品を期限通りに通関させる実力を発揮しました。

3. ワンストップ体制のシームレスな連携
日本側のHPS CONNECTが窓口を担い、書類準備や翻訳を行い、タイのHPS Tradeが当局とのやりとりや通関を担当します。この連携により、事業者は日本の窓口とのみやり取りをすることで、タイ側の複雑な手続きを簡略化できます。

クライアントの声


フードエージェント・ジャパン株式会社の唐津氏は、HPS CONNECTの柔軟な対応力を高く評価しています。「他社では難しいと言われたが、HPSはしっかりと問題解決に取り組んでくれた」と述べ、特に早朝の通関業務における迅速性が成功に繋がると実感しています。

今後の展望


HPS CONNECTは、日本の中小食品メーカーが初めて海外市場に挑戦する際の障壁を取り除くため、「FDA申請」や「通関」といった支援を行い、リスクを最小限に抑えます。現地のニーズに応じた輸出設計から継続的サポートまで、「タイの食卓に、もっと日本の『美味しい』を届ける」ための取り組みを強化していきます。

お問い合わせ


株式会社 HPS CONNECT(食品輸出支援担当)
Email: [email protected]
公式サイト:https://www.hps-connect.com



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