化粧品アップサイクル
2026-01-21 11:12:32

コーセーが化粧品を環境触媒に再利用する新技術に着手!

コーセーの革新的なアップサイクル技術



株式会社コーセーが、化粧品のアップサイクルに向けた重要な一歩を踏み出しました。東京大学との共同研究を通じて、具体的には使用しなくなった日やけ止め等の化粧品を、環境触媒として再利用する技術の開発に着手しています。これは、化粧品に含まれる金属酸化物を独自の化学プロセスを用いて再生し、環境保護や資源循環、エネルギー資源の生成に結び付けるものです。

研究の背景



今日、環境問題はますます深刻化し、企業の持続可能性への取り組みは重要性を増しています。コーセーも例外ではなく、消費者のサステナビリティへの意識が高まる中、化粧品業界においてもそれに応じた対応が求められています。実施した調査によれば、53%の消費者が化粧品メーカーに対し、廃棄物削減や資源循環の取り組みを重視しているとの結果が出ています。

日本国内では、2024年には約38.7万トンもの化粧品が生産され、その過程での環境負荷削減が急務です。これまでの取り組みにより空容器の回収や再生は進んできましたが、製品中の成分についてはまだ再活用の余地が残っています。そこで、化粧品から新たな価値を生み出す研究が始まりました。

日やけ止めがもたらす可能性



本プロジェクトでは、特に日やけ止めに含まれる酸化亜鉛に着目しています。酸化亜鉛は紫外線を防止するだけでなく、環境浄化やエネルギー生成に寄与する重要な役割を果たします。しかし、現在はその運用やリサイクル率に課題が残っています。この点を改善するために、東京大学の技術を駆使し、化学反応を活用した新たな触媒の生成プロセスを開発しています。

これまでには、酸化亜鉛を含む日やけ止めに白金化合物を加え、LED光を照射することで新しい触媒を生成することに成功しました。この触媒は、従来の方法で作ったものに匹敵するレベルで有害な一酸化炭素を分解できることも確認されています。

未来への展望



今後の研究では、実際に使用されなくなった日やけ止めから触媒を生成するプロセスを定式化し、実証実験に進める方針です。コーセーは、この研究を通じて持続可能な社会の構築に向けた貢献を続ける意志を明確にしています。化粧品業界がもつ潜在的な可能性を最大限に引き出し、環境保全に役立つ技術を発展させることが期待されています。

私たちの未来のために、この革新的なアップサイクル技術が広がることを願っています。今後もコーセーの取り組みに注目していきましょう。


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